感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
印度 洋一郎
2
今度の舞台は南米。チャコ戦争(ボリビアVSパラグアイ)をモチーフに、地下資源利権を巡る国境紛争に、英米石油企業と軍需産業が暗躍するという、なかなかハードな設定なのだが、それと本筋のアマゾンの木像争奪戦が上手くリンクしていない嫌いもある。ほのぼのしたキャラと精密な建物とメカ、そして当時の社会情勢を巧に取り込んだ舞台設定と、タンタンのフォーマットが段々出来上がってきているのに、ちょっと残念な感じ。2016/05/14
ぱや
0
タンタンが博物館から盗まれた木彫像を追いかけて冒険。この回からいろんなことへの説明が細かくなったのかな?これまでの作品より話がわかりやすくなった。2016/10/01
ドラン3世
0
またもや銃殺刑に処されそうになったタンタン。命拾い何回目だろう。今回は古い木彫りの像の謎を追うお話。像を追っているだけなのに大佐に就任したり、裏切り者になったり忙しいタンタンでした。最後の悪者が海に落ちたとき、溺死する場面を見せるより悪魔らしきものが手をひいたりして死を連想させたのがよかった。木彫り像が大量生産されてたのも笑ってしまいました。2013/01/09