内容説明
真冬のオランダで、16人の子どもたちと担任の先生がスケート遠足に出かけます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
新田新一
43
オランダの童話です。ある冬の日に子供たちが、スケート靴を履いて、遠足に出かけます。やんちゃな男の子たちが騒ぎを起こしはらはらしますが、最後はみんな無事に家に帰ることができました。絵も作者自身によるもので、物語に彩りを添えています。躍動感があって、子供たちの歓声が聞こえてきそうです。昔の異国のお話なのに、自分の子供時代を懐かしく思い出しました。ココアやパンケーキといった冬にぴったりの食べ物の描写が出てきて、お腹がすく物語でもありました。2025/09/21
花林糖
16
少しだけ昔のオランダの子供達が、寒い冬にスケートで遠足に行くお話で、子供達と途中に出会う人達との温かい交流にほっこり。作者本人の可愛らしくて雰囲気のある挿絵も素敵です。(1934年にアメリカで出版)2016/01/24
ぱせり
13
こんな思いですごした一日がわたしにもあった。子どものときの特別な日。それは華やぐイベントである必要はないのだろうと思います。その一日の充実、わくわく。しみじみと喜びが湧いてくる一日。なにもかもそのままそっと箱に入れてリボンをかけてしまっておいて、ときどき取り出してなぜてみて、にこっとしたくなるような一日。2009/12/02
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
10
4年生ブックトーク授業。教科書のおすすめ本に掲載されていましたが、今回はリストから外しました。2019/12/10
頼ちゃん
10
以前「銀のスケート靴」を読みましたが、オランダといえばスケートですね!カラーの絵もきれいでとても楽しく読めました。こんな遠足行きたいです。まわりの人もいい人ばかり、子供達もその大人の信頼に応えていい子ばかり。理想ですね。4年生の教科書に紹介されていて、よんでほしいけど、今の子どもはあまり手に取らない感じ。2016/11/24