内容説明
空から、ぽつり。あかいしずく。ぽつり。あおいしずく。そして、むらさき、ぐんじょう、エメラルドの雨がざあざあざあざあ。なないろの雨がふりしきり、やがてももいろの光がおりてきて…。色でつづる空と雨と光のおはなし。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
53
秋の長雨に。水をたっぷり含んだ絵の具で、ビシャ!バシャ!と描かれた雨が美しい。2017/09/17
momogaga
49
【おとなこそ絵本】雨の振り出しから、上がった後の日差しまでをシンプルで、動きを感じる描き方が印象に残りました。このあと綺麗な虹かかるんだろうな!2020/12/09
まきこ.M
36
雨のことをまだよく知らないこどもに。一頁ずつじーっと見ていると、雨や水たまり、光、そして空間の大胆ななかにも多彩な色の描き方が、赤ちゃん絵本とは思えない。こどもは雨が降る様子のシーンで、なぜか毎回、手を合わせて(いただきます?の仕草)とても不思議。「雨だね、傘をさそうね」のようなこどもに教える類の作品ではないのがまた良い。あくまで見た人の自由な感性に委ねている。雨の音、時間の流れ、そして最後のページにある光の花が、夜空に上がる花火のように、ぱあっと華やかで、でも花びらに他の色がほんわり混ざっている。2017/06/29
たーちゃん
33
これも図書館の雨コーナーで見つけました。絵の具をポタッと垂らして総作したようなとても淡く素敵な色が綺麗です。息子も気に入ったようでもう一回読んでとなりました。2020/06/18
shiho♪
27
図書館赤ちゃん絵本。乳児の読み聞かせ会で読みました。『もこ もこもこ』風な絵(この絵は小3からの絵の具の授業でも使えそう😆)と擬音語が不思議と心地よい。 読んだ後は、紙ふぶきを飛ばして遊びました。色とりどりの紙ふぶきに赤ちゃん釘付けでした🎵2023/04/25