内容説明
四角いぐぎがさんと丸いふへほさん。やることなすこと反対のふたりですが、とっても仲良し。
著者等紹介
岸田衿子[キシダエリコ]
1929年、東京で生まれ転々とする
にしむらあつこ[ニシムラアツコ]
1972年、東京に生まれる。文化服装学院で洋裁を学ぶ。卒業後、絵本の制作を始める。東京在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
81
絵本。硬くて重たい「ぐぎがさん」とふわっふわで軽い「ふへほさん」とても仲良し。ある日ふたりと猫は海に釣りに出かける。ぐぎがさんが釣りあげたのはブルドーザー。ふへほさんが釣りあげたのは空気の抜けたゴムボート。ふたりと猫はそれぞれの歌い方で「うみ」を歌う。▽読み聞かせしたら楽しそう。歌ねた本好き。2021/06/13
たまきら
30
久々に娘さんが「これなんていってるのかな」と持ってきました。ははあ…?オカン当たってるよ、と彼女は言ってくれましたが、これはわからなくても仕方ないかも。楽しいナンセンス絵本です。2021/06/08
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
30
対照的な2人がいいコンビ。そして釣りをしている時の2人+ニャンコの歌が面白い。思わず大きな声で歌いました。2018/01/23
Cinejazz
23
堅さが取り柄の「ぐぎがさん」と柔らかな「ふへほさん」は、やることが反対の、とても仲良しです。 ある日、ふたりは釣りをしに、海に出かけました。「ぐぎがさん」が釣り上げたのは、ごちごちのブルドーザー。 「ふへほさん」が釣り上げたのは、ふにゃふにゃのゴムボート。ふたりは、それぞれ「ぐぎが語」と「ふへは語」で“海のうた”を歌います。「グ-ギ-ガ-ギコギガ…」「フーヒ-ハ-ヒ ホヒハ…」...ネコも歌います「う-み-は-ひろいな― おいしいにゃ- さかな-が— はねて-る あそん-で-る—」凸凹🎣😻2024/02/07
ヒラP@ehon.gohon
19
ぐぎがさんとふへほさんの歌に釘付けになってしまいました。 ナンセンスに違いないけれど、違いすぎる二人の個性を歌がまとめてくれたような気がします。 考えるとまわりにぐぎがさんタイプの人もいれば、ふへほさんタイプの人もいますよね。 こう考えてしまうのは、生活介護事業所で働いているからでしょうか。2023/09/10