内容説明
僕がクリスマスの朝見つけた箱を開けると、サンタさんの姿が見えました。箱の中を見る度にサンタさんは僕の家に近づいてきます。クリスマスのわくわく感がいっぱいの絵本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
140
サンタさんは今どこにいるのかな。寒い国でシロクマさんやトナカイさんと一緒にいるんじゃないかな。サンタさんは今なにをしているの。みんなに配るプレゼントの準備をしているんじゃないかな。リビングに飾られたツリー、お母さん手作りの大きなケーキ、クリスマスイブの昼下がりの温かな日常が描かれている。安心した場所で、実は、ぼくは、内緒だよ、この箱はね、やっぱりいえない。そっと開けてみたんだ、ふしぎなはこを。そうしたら。気になって、少しするとまた気になって、何度も開けてみたくなってしまって。リンリンリン、早く眠らなきゃ。2025/11/22
momogaga
51
【オトナこそ絵本を】クリスマスだったらこんなふしぎなストーリーもありです。おじさんになってもクリスマスはドキドキします。2015/12/02
greenish 🌿
50
「あれっなんだろう」ぼくはクリスマスの朝、床下で小さな箱を見つけた。開けてみると、そこにはなんとサンタさんが・・・ ---斉藤俊行さんが描く、ごくごく普通の家族の絵。優しいお父さんとお母さん、そしてぼくがいい雰囲気。 《「サンタさん もう しゅっぱつ したかなぁ」「おねぼうしていないと いいけどねぇ」ぼくはこっそりサンタさんのはこをみにいった。だいじょうぶ、これからしゅっぱつするところだ。》 何度も何度もサンタさんのはこを覗くぼくの、ドキドキ・ワクワクが手に取るように伝わってくる、優しい絵本です。2013/12/20
けんちゃん
42
庭先にあった箱の中味には…男の子がベッドの下に入れて、折りに触れてそっとのぞくところがとてもかわいいです。箱の中味もほのぼのとしていていいですね。クリスマス、サンタクロースを待ち望む子どもの素直な気持ちがすっと心に入ってくるすてきな絵本です。2012/01/12
千穂
41
男の子とお母さんのやりとりがかわいい。小さい頃にはどこのおうちにもこんなサンタの箱があるのかもね?12月の読み聞かせに使おうかと再読。学校で読み聞かせに使うには本がもう少し大きい方がいいかな。2017/12/04




