出版社内容情報
「読むことが、私の生きている証し」初期の作品群から、老練な読者の眼で著者自らが選んだ、自選短篇集最終巻。過去と現在。記憶と現実。存在と不在。 自己と他者。
周到に仕組まれた言葉の奔流が、確かと信じられている輪郭をことごとく溶かし、境界を混じりあわせ、めまいにも似た乱反射を読む者に引き起こす。
「読むことが、私の生きている証し」老練な読者たる著者が、
最初期二作品を含む初期作品群から、現在の眼で選んだ短篇集、第三弾。
エオンタ
自然の子供
河口
水鏡
洪水の前後
花火
著者から読者へ
金井 美恵子[カナイ ミエコ]
著・文・その他
内容説明
過去と現在。記憶と現実。存在と不在。自己と他者。周到に仕組まれた言葉の奔流が、確かと信じられている輪郭をことごとく溶かし、境界を混じりあわせ、めまいにも似た乱反射を読む者に引き起こす。「読むことが、私の生きている証し」老練な読者たる著者が、最初期二作品を含む初期作品群から、現在の眼で選んだ短篇集、第三弾。
著者等紹介
金井美恵子[カナイミエコ]
1947・11・3~。小説家。高崎市生まれ。1967年、19歳の時に「愛の生活」が太宰治賞候補作となり、作家デビュー。翌年、現代詩手帖賞受賞。小説、エッセイ、評論など刺激的で旺盛な執筆活動を続ける。小説に『プラトン的恋愛』(泉鏡花賞)、『タマや』(女流文学賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
- 育休刑事 角川文庫