内容説明
イタリアの丘や村や町の風景に、イエスの生涯、さまざまな名画、物語などが隠されています。巻末に作者が解説をつけました。
著者等紹介
安野光雅[アンノミツマサ]
1926年、島根県津和野町に生まれる。1974年、『ABCの本』(福音館書店)、『きりがみ桃太郎』(岩崎美術社)で芸術選奨文部大臣新人賞。他に、国際アンデルセン賞をはじめ、国内外の数多くの賞を受賞。2001年、津和野町に安野光雅美術館が落成。東京都在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Hideto-S@仮想書店 月舟書房
107
花が咲く中世の田園風景の表紙を開くと、扉にはレオナルド・ダ・ヴィンチが生まれた村。21枚の美しい風景に新約聖書のエピソードを潜ませた旅の絵本第二弾。受胎告知から最後の晩餐まで、イタリアを舞台にしたエピソード以外も美しい風景に巧みに織り交ぜられている。ローマの泉やジェンツァーノの花祭り、フィレンツェ、ヴェネチアの有名な街並みの中に絵画や映画の場面が点描されているのが楽しい。ミレーやセザンヌ、ゴッホ、ルノアール。アリババと40人の盗賊、ピノキオ、ラプンツェル……。旅はまだまだ続く。2006年11月改訂版。2016/04/07
KAZOO
99
改訂版では色をきれいにしたということですっきりした感じになっています。イタリアということで様々な都市が描かれています。またイタリアの家の屋根は殆ど赤茶色で描かれています。よくまあ細かく人を描いているなあと感じいりました。時たま安野さんの絵本を読みなおすのもいいですね。2022/10/10
佐々陽太朗(K.Tsubota)
69
Ⅰ~Ⅶまで持つ『旅の絵本』のそのⅡ。今巻はイタリア。赤い花の咲く緑の丘陵。トスカーナ地方の美しい景色から始まり、小川に導かれるように人里に辿りつき、やがて街へ。芸術の街フィレンツェ、水の都ベネツィア。そしてまた田舎、やがて海へ。しばし、欧羅巴を鳥瞰しての旅に酔いしれました。今月の下旬(2013.5.25)にはⅧの初版が発刊されるらしい。Ⅷの舞台はいよいよ日本。安野さんの旅の後を追っていきたい。さて、今日は明石市立文化博物館で開催されている「安野光雅の世界展」に行く予定。天気も安野さんの画のように穏やかだ。2013/05/04
yomineko@ヴィタリにゃん
65
読み友様からのご紹介本です📚素晴らしい世界旅行の本のイタリア編。花を敷き詰めた美しいじゅうたん🌸🌸🌸ゴンドラ!歌が聴こえて来そう🎵後から色を入れ直した絵もあるらしいです。2023/08/11
涼
64
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2022/03/post-acb3b1.html 次の国に移りました。2022/03/31
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