内容説明
あさたろうとにきち東海道二人旅。やって来たのは香りもうれしいまめみそづくりの八丁村。さて何が起きるやら?みそが飛ぶ、ねぎじるが飛ぶ!!4才から。
著者等紹介
飯野和好[イイノカズヨシ]
絵本作家・イラストレーター。1947年埼玉県秩父郡に生まれる。東京デザイナー学院卒業後、婦人服デザイナーとして勤務。長沢セツ・モードセミナーで水彩画とイラストレーションを学ぶ。『小さな山神スズナ姫』(富安陽子=文・偕成社1996)など「小さなスズナ姫」シリーズで第11回赤い鳥さし絵賞、『ねぎぼうずのあさたろうその1』(福音館書店1999)で第49回小学館児童出版文化賞。本の制作以外にも、舞台人形デザイン(結城座)、絵本読み語り講演、ブルース・ハーモニカ奏者としてのライブ活動などで活躍。神奈川県在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
105
今回はにきちという仲間が他のところへ行って登場せずにあさたろう一人で、みそだまのでんごろうという悪人を一人で懲らしめます。みそとねぎというのも相性がいいと思うのですが敵になってしまっています。まあいつも通りですが楽しめました。2017/04/08
ツキノ
20
2006年11月発行。まめみそづくりで名をのこす「はっちょうむら」にやってきたあさたろうとにきち。誤字だらけの手紙を残してにきちは何処へ?道端で泣いていたのは、まるまめやという大きなみそやの子、まめきち。商売敵のみそだまのでんごろう親分の悪だくみで家がむちゃくちゃにされてしまったのだという。「あんまりつよそうじゃないや ひとりでたすけられるもんかい」と言われてしまうあさたろう。ねぎじる対みそだま!(E52-537)2021/02/12
emi*
18
みそだまのでんごろう。今回もまた悪そうな^^みそとねぎは相性良いのにね。仲良くはなれなかったのかあ、残念。2017/02/12
ゆきのひ
17
にんにくにきちは用事で出かけ、間違い字だらけで「ごめんくさい」の置き手紙(笑)あさたろうは、通りで出会った味噌屋の子供の豆きちの話を聞き、姉のおはなを助けにゆくことになった。あさたろうは、味噌屋の商売敵、味噌玉のでんごろうに、味噌で封じ込められてしまうが、ねぎじるの威力はやっぱり凄かった!旅は続く〜2016/02/10
マッピー
14
今回のあさたろうは強い。何しろ弟分のにんにくにきちが用事でいないのに、ひとりで事件を解決してしまったのだから。ヤクザと味噌屋の二股稼業、みそだまのでんごろうが、まるまめやの味噌を奪い狼藉の限りをつくしたのを、たった一人で乗り込んで、攫われたまるまめやの娘を助け、でんごろう一味をやっつける。ネギ汁最強だなあ。しかし、いよいよあさたろうの旅の目的がわからなくなってきたぞ。そしてにきちは再び合流できるのか。2023/10/11