内容説明
こよみのいえが12けん、みんないえのとをしめてひとりぼっちですんでいた。
著者等紹介
わたりむつこ[ワタリムツコ]
宮城県白石市に生まれる。東京女子大学日本文学科卒業。長編ファンタジーに『はなはなみんみ物語』(サンケイ児童出版文化賞受賞)などがある。東京在住
ましませつこ[マシマセツコ]
山形県鶴岡市に生まれる。女子美術大学図案科卒業。広告デザインの仕事に携わったあと、子どもの本の世界に入る。やわらかい色使いで、日本の伝統的なパターンをモダンに表現している。東京在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ベーグルグル (感想、本登録のみ)
50
四季を感じられる日本だから味わう事が出来るお話ですね。バラバラに住んでいたこよみさん達。1月さんから12月さんまでのこよみの特徴を捉えたキャラクターが、最後は一つの家に一緒に住むことになり、その仕掛けが楽しめます。年の始めにオススメ。2020/01/16
yomineko@ヴィタリにゃん
47
表紙からしてとても気になっていた絵本📘暦の家が12軒🏠1月から12月まで四季折々の風景がとても綺麗です😊この絵本の中では夏も猛暑ではなさそうで良い感じです🎐2025/01/04
ほんわか・かめ
37
あまり惹かれない色合いの表紙。あれ?何か隠れてる! 1月さんが独りでおせち料理を食べるのはつまらないからと、2月さんのお家を訪ねる。「とんとんとん、あそぼじゃないか」を繰り返し、お友達一行は12月さんのお家まで。リズムの良い文章で読み聞かせ向き。9月さんには予想できなかったなぁ。最後は12の扉を開けるしかけ付き(*^^*) 地味だけどかなりオススメ。2021/01/02
mntmt
24
思ったより、楽しめた。1月から12月まで、ゆるキャラ勢ぞろい。2016/08/14
ふじ
21
昨日の読み聞かせ。今風な絵柄の絵本が多い中、これが選ばれました。その感性は保育所由来かな?12軒のこよみさん達の家。一人暮らしで交流もあまりないっぽい様子。が、おせちを作った1月さん、1人じゃなぁと一軒一軒訪ね始める。そこには個性的な人々(?)が。最後の集合住宅は圧巻!日本の季節ものだけかと思いきや、12月はサンタ風な所に現代を感じます。年のはじめに読むのに良い絵本。2019/01/07
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- 和書
- 「常識」の研究 文春文庫