内容説明
わがままで、やんちゃな妹が巻き起こす騒動が、ユーモアたっぷりに語られるシリーズの３巻目。いたずらっ子のハリーと一緒に悪さをするエピソードなど８話を収録。
著者等紹介
エドワーズ，ドロシー［エドワーズ，ドロシー］［Ｅｄｗａｒｄｓ，Ｄｏｒｏｔｈｙ］
イギリスのストーリーテラーの第一人者といわれ、ＢＢＣ放送でも幼児向けお話番組Ｌｉｓｔｅｎ ｗｉｔｈ Ｍｏｔｈｅｒを担当したこともある。いくつもある作品のうち『きかんぼのちいちゃいいもうと』のシリーズが代表的
渡辺茂男［ワタナベシゲオ］
１９２８年、静岡県に生まれる。慶応義塾大学文学部卒業後、渡米。ニューヨーク公共図書館児童部に勤務。帰国後、慶応義塾大学文学部教授を経て、現在は子どもの本の仕事に専念。東京都在住
酒井駒子［サカイコマコ］
１９６６年、兵庫県生まれ。東京芸術大学美術学部卒業。絵本や本の挿画などで活躍。『きつねのかみさま（文・あまんきみこ）』（ポプラ社）で２００４年日本絵本賞、『金曜日の砂糖ちゃん』（偕成社）で２００５年ブラティスラヴァ世界絵本原画展（ＢＩＢ）金牌を受賞。東京都在住（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Rosemary*
45
とっても可愛いくって、ワクワクしながら読めました。ちっちゃないもうともハリーもいたずら好きで、天真爛漫。イギリスの様々な様子も垣間見れて素敵でした。酒井駒子さんの挿絵がもてもピッタリで良かった〜♪ パンの耳を後からみたくないかな(^◇^;)シリーズものとは知らなかったので他も是非読みたいなぁ。2014/10/25
tokotoko
38
楽しかったこのシリーズも最後。きかんぼちゃんに、すごい仲間の登場です！タイトルから早速現れた・・・ハリーくん！！２作目では、ちょっと可愛らしくなってたきかんぼちゃんが、今作では、“頭脳派いたずら名人”のハリーくんと出会い、世界を広げ、知恵もつけて・・・高度なきかんぼぶりを発揮します。けれどね、もーっとびっくりする人物が登場しました！それは・・・きかんぼちゃんのお父さんです！！読んでみてね！！あとね、できすぎの子どもも登場します。大好きだったきかんぼちゃんとも、超にぎやかに・・・お別れです。2015/03/07
小夜風
25
【図書館】｢きかんぼのちいちゃいいもうと｣３冊目。楽しかった～♪だんだん知恵が付いてきて、何か目的がある時に｢いい子だったらやってもいいわ｣と言われると、｢親切で礼儀正しい人たちごっこ｣でいい子をやってのける(笑)！小さい子が予測のつかない突拍子もないことをやってくれるのはどの時代もどの国も同じですね。酒井駒子さんの挿し絵が凄く可愛いから、あらあらと思っても許せてしまう(笑)。｢トライフル｣というイギリスのお菓子を作ってみたくなりました♪このシリーズおすすめです♪2014/10/17
木漏れ日の下
12
きかんぼのちいちゃいいもうとシリーズ三部作の三作目。酒井駒子さんの挿し絵で可愛らしさ倍増のいもうとちゃんもこれで読み納めかと思うと淋しくもあります。今作はお友達のハリーも加わり「あらら」と思わず苦笑いしてしまうイタズラっぷり(笑)それでも相変わらずのまっすぐな頑固ぶりに「あっぱれ！」と思いました。最後にとてもとてもいい子のウィニーが出てきますが「あたしは、あんなしずかな子じゃなくてよかった」と言ったいもうとちゃんに対してお母さんが「まあそうよね。あなたみたいのもわるくないわね」と返した事に心が和みました。2017/06/24
ぱせり
9
「いもうと」とハリーは最強のコンビ。この二人は、いたずらもすごいけれど、その気になれば親切で礼儀正しくもできるのです。だって、「しんせつでれいぎ正しい人たちごっこ」をして、楽しんでしまうんだから、すごい。いとも簡単に「つもり」の世界に浸れる子どもたちがうらやましい。2009/12/06
