内容説明
ケイゾウさんは、にわとりです。うさぎのみみこがやってきてから、幼稚園に住むケイゾウさんの暮らはし一変しました…。月刊雑誌「母の友」掲載時から人気沸騰の主人公ふたり。あなたのごひいきは、ケイゾウさん?それとも、みみここちゃん?読んであげるなら5才から、じぶんで読むなら小学校中級~おとなまで。
著者等紹介
市川宣子[イチカワノブコ]
1960年、神奈川県に生まれる。絵本の創作に、『まりこちゃんのぼうし』『きょうりゅうがすわっていた』(月刊絵本「こどものとも」福音館書店)など
さとうあや[サトウアヤ]
1968年、千葉県に生まれる。挿絵の仕事に、『おばけのおーちゃん』(福音館書店)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ベーグルグル (感想、本登録のみ)
45
幼稚園で飼われている鶏のケイゾウさんの一年間のお話10篇。文句言いで癖のあるケイゾウさんだけど、憎めなく愛らしい。4月も嫌いだが3月も嫌いなケイゾウさん。その理由は・・。そんなケイゾウさんの魅力がいっぱい詰まった1冊。2020/03/23
mntmt
23
ケイゾウさんと子どもたちのやりとりがおもしろい。2016/04/12
花林糖
22
(図書館本)ヨウチエンで飼われている鶏のケイゾウさんの1年間のお話。園児とケイゾウさん、兎のミミちゃんとのやり取りが楽しい。ちょっとケイゾウさんが可哀想かもだけど、まぁ、園児だしねぇ。さとう あやさんの挿絵も合っていて良かった。2016/12/03
華
21
読友さんのご紹介本。幼稚園で飼育されているけいぞうさん(にわとり)が主人公。全てのタイトルに「けいぞうさんは○○がきらいです」とついている10章編成の物語で、けいぞうさんと一緒の小屋に住むことになった動物・園児・先生との4月〜3月までの園生活が描かれている。娘には夜寝る前に1章ずつ読み聞かせたが、ゆっくり読んでもだいたい10分位で読み終わるのが◎。特に、サーフィンの章がお気に入りです。2015/03/24
anne@灯れ松明の火
19
市川さん追っかけ中。地元貸出中のため、隣市で。ケイゾウさんは幼稚園に飼われているニワトリ。何て渋い名前(笑) トリ小屋の新入りは、ウサギのみみこ。新入りなのに、態度は大きい(笑) 2匹の目から見た幼稚園での1年間が描かれる。「ケイゾウさんは○○がきらいです」と題する10編だが、災難続きのケイゾウさん、○○がきらいなのもよくわかる(笑) でも、きらいきらいは好きのうちと言うように、裏返しでもあるようだ。ケイゾウさん、新たな4月も頑張って~! 第56回小学館児童出版文化賞2013/12/17