内容説明
子どもはよく赤ちゃんだったときのことを知りたがります。そんな子どもたちに「あなたが生まれたときは、こうだったのよ」と伝える絵本です。誕生から4日間の濃密な母子のコミュニケーションを温かな絵とともに描きます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶち
90
『胎児のはなし』を読む前に、まずは "かがくのとも" で基礎知識!と思い、手に取りました。でも、よくよく考えてみれば、この絵本は生まれた後のあかちゃんのお話しで、胎児のお話しではありません。こんな基本的な事に気がつかいなんて、子供を産んだことが無い私の弱点の一つです.....orz。でもでも、この絵本はすごく感動的です。生まれたての赤ちゃんを抱っこしたり、沐浴させたり、おむつを換えたり。そして、おっぱいが出た時には、やったぁーと小躍りしちゃいました。暖かい絵で、読んでいる私も優しい気持ちになります。2019/05/27
匠
74
「わくわくにんげんシリーズ」2冊目。生まれたばかりの赤ちゃんに注がれる、母親の愛情をめいっぱい感じることのできる絵本。冒頭で、生まれたての赤ちゃんの肌の色がやや紫がかっているのがすごくリアルでドキッとしてしまうのだが、この絵本もことあるごとに「今日はこれを読んで?」と甥っ子にねだられた。読んでいる間、目をキラキラ輝かせて、すごく嬉しそうに興味深そうにページをみつめていたのが、いまだに忘れられない。子どもにはもちろんだが、これからママになる人、ママになってもう何年も経って初心を忘れてしまった人にもオススメ。2013/07/21
刹那
19
そうですそうです♪あかちゃんこんなんでしたー!!こどもたちにうまれてきてくれてありがとうーの気持ちで読み聞かせ♪今日、なぜ、おっぱいの先は違う色なのってお風呂で聞いてきた次男。今日古本屋さんで、調度調達してきた絵本にのってたので、読み聞かせました♪すごい偶然(^o^)v2年生の長男はお風呂のことを、沐浴っていうねんでと一言。そうだね。この前、あかちゃん人形を沐浴させる授業したもんね♪2013/03/26
ヒラP@ehon.gohon
16
お母さんの胎内から出てきた、小さくて大きな生命です。 お母さんならではの感動ですね。 ゆったりと構えた絵に、安心感を受けとることが出来ました。 父親としてはうらやましいかぎりです。 気がつけばあっという間に育っていくのが赤ちゃんです。 この記憶は宝物ですね。2024/10/05
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
13
こどもたちへ、というよりお母さんたちへ読んでみたいな、と思える絵本でした。2018/10/10