内容説明
おおきなクマさんとちいさなヤマネくんシリーズの4作目。梅雨明け間近の雷が鳴り響く大雨の日、ひとりであじさいを見に出かけていったヤマネくんを心配したクマさんは、雷が怖いのに捜しにいくのですが…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Willie the Wildcat
43
かけがえなのない友情。時に、危険を考えない行動。でもそれは、もれなく相手を想う故の行動。だからもれなく心が通じ合う。そんな2人への”ご褒美”は、とても綺麗!濁流から救われ、微笑みあう2人の表情も温かい。絵も表情豊かで優しさに溢れる。シリーズ4作目、とのこと。別の本も読んでみよう・・・。2013/01/06
aiaimo`olelo
36
梅雨の季節にピッタリの美しいあじさい絵本。 怖がりなクマさんと冒険家のヤマネくん。見た目も性格も全然違うけど、いつもいつもお互いを思い合っていて読むたびに優しい気持ちになります。このシリーズ、好きだなぁ。 ほっこりかわいい絵とは裏腹に、ヤマネくん登場シーンには爆笑したりとユーモアもたっぷり。手に汗握るようなドキドキする場面もあり、息子はこの絵本で「洪水」「上流」「下流」という言葉を覚えました。 さあ、雨の森の贈り物とはいったい何だったのでしょうか?息子からはいろんな答えが出てきておもしろかったです。 6歳2021/07/07
hiro
31
大きな体の恐がりクマさん 嵐の日にヤマネくんに 紫陽花を見に行こうと誘われます。カミナリが苦手なクマさんと どうしても綺麗な紫陽花をクマさんに見てもらいたいヤマネくん。……でも嵐の中に飛び出していくのは危ないよ~(;・∀・)それは心配するよね…クマさん。大きな体のクマさんの絵が とても可愛くてホッコリします♡この絵本 シリーズみたいですね♡他の絵本も読んでみたいです♡2015/06/24
みつばちい
30
一年の授業で読んだ。嵐の日に、雷が怖くて家にこもるくまのために、あじさいを取りに行ったヤマネ。川が洪水になり、心配したくまは、、?くまが雷を怖がる場面はやはり笑いが起きていた。ヤマネがとても無鉄砲なところにも笑っていた。ラストの虹に「わー!きれい」との声も。シリーズ紹介したら、4冊とも全部借り手がついた。嬉しい!2022/05/31
くぅ
29
水が好き。海が好き、川が好き、雨が好き、湖も池も好きな息子。雨で川が氾濫して大喜び。あと雷にビビるクマさんにもニタニタ。なんだか楽しみ方が違うようだが楽しかったらしい。(3歳11ヶ月)2021/04/07