福音館文庫<br> 吸血鬼の花よめ - ブルガリアの昔話

電子版価格
¥660
  • 電子版あり

福音館文庫
吸血鬼の花よめ - ブルガリアの昔話

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 205p/高さ 17cm
  • 商品コード 9784834021561
  • NDC分類 K388
  • Cコード C8298

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

小夜風

26
【図書館】ブルガリアに伝わる昔話12話。月、悪魔、吸血鬼!なかなか怖くて面白かったです。吸血鬼の呪いが解けるお話を初めて読みました。なかなか残酷だったり冷酷だったりしましたが、ほぼハッピーエンドでした。でも出てくる王子や父親が最低な人ばっかり(苦笑)。挿し絵も良かったです。2014/07/24

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

13
『 石灰娘 / ムクドリとブドウの木 / パーベルじいさんの光る石 / 吸血鬼の花よめ / たまごを売って子ブタを買って / 月になった金の娘 / ふしあわせさん / ふしぎな小鳥の心臓 / カメのおよめさん / スモモ売り / 悪魔とその弟子 / つばさをもらった月 』 『カメのおよめさん』【高学年向き】  『司書と先生がつくる学校図書館』より5年生向け。2021/03/27

棕櫚木庵

10
最初の「石灰娘」だけは,やめてくれって感じだが,全体的に,おおらかで“人が良い”感じの物語が多かった.「つばさをもらった月」は,羽衣伝説+かぐや姫みたいな話だが,天に帰る翼を焼いた老夫婦が,翼を作り直して天に帰してやる.また,「たまごを売って子ブタを買って」は,卵を売って,その売り上げで子豚を買って,その売り上げで・・・と空想を膨らませているうちに卵を割わっちゃったという滑稽譚だが,その愚かさをを批判・嘲笑するのではなく,愉快に笑い飛ばす.昔ばなしにありがちな教訓話ではないものが多く,楽しかった.

Kira

7
図書館本。ブルガリアの昔話集。編者ご自身が採録した二編も含まれていると、あとがきにあり貴重な資料ではないだろうか。欧州の他国の昔話に似ていて既視感のある物語なのに、展開や結末が違っていて驚かされながら楽しく読了。 2017/03/23

長くつしたのピッピ

6
「吸血鬼」というフレーズは、インパクトが強くなぜか心惹かれてしまう。全体としては、華やかなお話ではないが、しんみりと心にしみるお話が多かった。グリムやその他類話があったが、こちらのほうが結末がすんなり受け入れやすかった。表題の「吸血鬼の花よめ」は、好きなお話だった。2016/10/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/228280
  • ご注意事項

最近チェックした商品