著者等紹介
やなぎやけいこ[ヤナギヤケイコ]
東京に生まれる。慶応義塾大学経済学部を経て、ブエノスアイレスのサルバドール大学に留学。著書に、サンケイ児童出版文化賞の大賞を受賞した『はるかなる黄金帝国』などがある。東京在住
野口忠行[ノグチタダユキ]
1938年、福岡県大川市に生まれる。武蔵野美術大学卒業。1968年二紀会、二紀賞受賞。元、二紀会同人。1969年文化庁主催現代美術選抜展招待出品。1981年から度々ペルーに行き、リマ市内で個展。1987年招待作家展出品(ペルー)。1989年移住90周年招待個展(同)、ペルー文化庁主催芸術祭招待出品(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ツキノ
18
再読だとは読書メーターの記録を見るまで気づかなかった!2005年9月発行。こどものとも世界昔ばなしの旅シリーズ。アンデスの民話。やぎ飼いの男の子チャンゴが山の動物たちの守り神コケーナと嵐の山で出会う。迷子になったやぎのクロかと思い助けたのがリャマの子ども、と思いきやコケーナだった。おじいさんの小人のような姿。野口忠行さんの絵ははじめて。ペルーのリマで個展も開催しているとのこと。あたたかみのある絵で見てしあわせになる。(E194-574)2021/08/03
ツキノ
8
(E-248)やなぎやけいこ×野口忠行。アンデスの民話。やさしい絵。コケーナとは山の動物たちの守り神。2018/06/26
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
7
<こどものとも世界昔ばなしの旅 23> アンデスの昔話。 ヤギ飼いの少年チャンゴは自分よりもヤギを大切にする優しい心の持ち主。チャンゴはコケーナ(山の動物たちの神さま)と出会い…。2024/10/28
遠い日
3
「こどものとも世界昔ばなしの旅II」シリーズ23。アンデスの昔話。善良な心根を持った者が幸福になるというはピーエンドの物語。チャンゴ少年のやさしさを瞬時に見抜いたコケーナ。ちゃんとご褒美をくださいました。2025/05/18
憩子
0
アンデスの民話。動物の守り神コケーナと出会った、心優しいチャンゴのお話し。最後の頁は、チャンゴがコケーナのことを年下の友達たちに話して聞かせているのだろう。2017/01/08