内容説明
ひるのしごとは、もうおわり。美術館はこれから、お楽しみの時間。絵が動きだして、音が聞こえる。ほら、うたって、おどって、パーティーがはじまるよ。読んであげるなら5・6歳から、自分で読むなら小学校初級から。
著者等紹介
須藤ごう[スドウゴウ]
1956年秋田県生れ。武蔵野美術大学油絵科卒業。教職につくかたわら絵画や版画、陶芸などを製作する。絵本は『夜の音楽美術館』が初めて
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
11
閉館後の美術館という設定がまず、いい。密やかな空間を覗くような感じ。絵に描かれた楽器に焦点を当て、双子の天使の誕生パーティーを開催するという想定でお話は進む。古楽器がたくさん登場する。描かれた絵に触れられるのもいい。音楽はいつの世も人々の心を慰め、奮い立たせるものだったにですね。はてさて、双子の天使の年齢を聞いて、びっくり! 2015/04/25
ブルーローズ
3
7月31日読了。名画に描かれる楽器を焦点にお話がすすみます。2011/09/03
ぴよぴよ
1
知らない古楽器もあり、面白かった。2013/04/13
みるこおら
0
ここは楽器のでてくる絵を集めた音楽美術館。今夜、絵画の人物たちが楽器を持って集まってパーティーが始まります。絵の中の楽器は今の楽器と似ているようでちょっと違う。知っている楽器、見たことも聞いたこともないような楽器、演奏しているのはどんな人?聴いているのは?楽器に目を付けて絵画をながめる、これもまた新しい視点でおもしろい。2015/10/22
星野区
0
古典絵画に出てくる楽器の紹介をしつつ、絵画の中の人物たちもおしゃべりをするのが楽しかったです。ロボットのレオとナルドの名前の由来はレオナルド・ダ・ビンチからかあ…と終盤の方で気付きました。2018/04/19