感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
匠
78
視覚、聴覚、味覚、嗅覚、身体中で感じる触覚について面白おかしく描かれており、読み聞かせ甲斐のある絵本だと思う。落語調で読んだり、面白ナレーション風に読んだり、いろいろ変化をつけると読むほうも聞くほうも楽しめる。実際、甥っ子達に読んできた絵本の中で一番笑いが多かった。五味さんの絵も笑いを誘うが、ちょっとふるえた感じの手書き文字も表情があって楽しい。そして人間の身体はなんて賑やかで、つくづくよくできているものだよなぁと、あらためて感心してしまうのだ。2013/07/26
Kawai Hideki
52
体のあちこちがしゃべり出して、どんどん羽目を外していく絵本。最初はポケットに入れ忘れていたアメ玉を見つけて、舐めても大丈夫か考えて、舐めて喜ぶくらいだったのが、暑さのあまり、シャツを脱ぎ、ズボンを脱ぎ、パンツを脱いで、全裸で走り回るという、公然わいせつで捕まってもおかしくないところまで行ってしまう。暑さで服を脱ごうと提案したのは背中、首、腕のはずだったが、「少しやりすぎた」と反省するのが「おちんちん」なのは人間のサガなのか。2018/08/16
chiaki
35
からだのあちこちが喜怒哀楽を表現し、おしゃべりし通し!すっぽんぽんになっちゃう所では、わが家の姉妹たちからもキャーキャー喜びの声が。笑 こんのひとみさん作『心ってどこにあるのでしょう?』とも合わせて読みたくなる1冊。2021/02/06
雨巫女。@新潮部
24
《図書館‐通常》【再読】身体のみなさんのいいなりになると大変なことになるってよくわかりました。(笑)2013/04/09
かおりんご
21
読み聞かせ(168)保護者による読み聞かせ。のうからのめいれいで、瞬時にいろんな部位がうごいて認知するのが面白かったようです。2年生なりに考えていました。2017/10/17