出版社内容情報
小さな白いお家に仲良く暮らすコブタくんとコヤギさん。コブタくんは庭仕事が、コヤギさんは料理が得意。でも、ときどきとんでもないことが起こります! 6つの楽しいお話を収録。
<読んであげるなら>4才から
<自分で読むなら>小学低学年から
著者等紹介
チトゥヴルテック,ヴァーツラフ[チトゥヴルテック,ヴァーツラフ][Ctvrtek,V´aclav]
1911‐1976年。プラハに生まれる。チェコでもっとも読まれている作家のひとり。テレビの子ども番組の作家でもあり、子どもたちに人気のあるキャラクター“山賊ルムツァイス”の作り手である。話の明快さと作品にただようユーモア、言葉の美しさが今も評価されている
関沢明子[セキザワアキコ]
1942年、兵庫県に生まれる。大阪市立大学家政学部児童学科卒業。中欧・東欧の子どもの本に興味を持ち、出版社勤務の後、1984年から86年までプラハに在住、子どもの本、および子どもの文化を学んだ。チェコとスロヴァキアの人形劇や絵本の翻訳、また、通訳の仕事など、それぞれの国と日本との文化の交流を深める仕事をしている。東京都在住
にしむらあつこ[ニシムラアツコ]
1972年、東京に生まれる。文化服装学院で洋裁を学び、卒業後、絵本の創作を始める。東京都在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
42
一緒に暮らすコブタくんとコヤギさんの6話の短篇。ほのぼのとして、ちょっと間抜けな感じの二人がいい。美味しいそうな話がいっぱい。焼き栗食べたい。2019/12/23
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
12
3年生 ブックトーク授業 (夏休みにお勧めの本) 絵本好きが多い学年なので、今回は幼年童話を中心に!読みたい本に〇印をつけてね、と渡したリストに全部〇印をつけてくれた子が殆どでした。 『 春がきた / コブタくんとコヤギさんがあげパンをつくったおはなし / コブタくんとコヤギさんが時計をかったおはなし / コブタくんがかわいてクレープになったおはなし / コブタくんとコヤギさんがクリをやいたおはなし / コブタくんとコヤギさんがセーターをあんだおはなし 』 クレープのおはなしに「たべちゃったの?」と焦る声2021/07/13
花林糖
12
(図書館本)小さな白い一軒家に仲良く暮らす、コブタくんとコヤギさんのほのぼの楽しいお話。短篇6話。2015/10/28
のこ
7
ちょっとおっちょこちょいなコブタくんとしっかりもののコヤギさんのお話、6話。〈あげパン〉と〈クレープ〉の話がとっても美味しそうだった!でもクレープを食べたときには「えっ」とびっくり…。だってコブタくんかもしれなかったんでしょう…?■大人目線で読むとついつい突っ込みを入れてしまいますが、子供が読んだら想像が広がって楽しいと思います。2014/01/21
kazu_tea
3
コブタくんとコヤギさんの、のんびりとした暮らしの中に、思いがけない出来事が起こったりして、 楽しくほのぼのとした気持ちになれるようなお話でした。2015/03/14