福音館文庫<br> 木馬のぼうけん旅行

福音館文庫
木馬のぼうけん旅行

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  • サイズ B6判/ページ数 262p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784834019100
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8297

出版社内容情報

おもちゃ作りのおじさんが作った小さい木馬は、お金儲けをしようと旅に出ます……。トイ・ファンタジーの傑作。(S-11)

<読んであげるなら>---
<自分で読むなら>小学中学年から

内容説明

おもちゃ作りのおじさんが作った、きれいな小さい木馬は、木のおもちゃが売れなくなったおじさんのために、お金もうけをしようと旅に出ます。重い荷馬車を引いたり舟を引いたり、小さな木馬は一生懸命働くのですが、つぎつぎに困難がふりかかります。トイ・ファンタジーの古典的名作です。小学校中級以上。

著者等紹介

ウィリアムズ,アーシュラ[ウィリアムズ,アーシュラ][Williams,Ursula Moray]
1911年、イギリスで生まれた。フランスで学んだ後、ウィンチェスター・カレッジ・オブ・アーツで学ぶ。1937年、はじめての子どもの本が出版された。1938年に出版された『木馬のぼうけん旅行』は彼女の代表作となった

石井桃子[イシイモモコ]
1907年、埼玉県浦和に生まれる。文芸春秋社、岩波書店勤務の後、瀬田貞二氏らと「子どもの本研究会」を始める

フォートナム,ペギー[フォートナム,ペギー][Fortnum,Peggy]
1919年、イギリスで生まれた。ロンドンの美術工芸セントラルに在学中、ハンガリーの出版社の依頼で子どもの本にさし絵を描いたものが好評で、引き続きさし絵やポスターの仕事をしている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

14
12月予定の4・6年生のブックトーク授業【テーマ 冬休みに読んでみよう】用に選書。 小さくきれいなおもちゃの木馬が、ご主人でおもちゃ作りのピーダーおじさんのためにお金を稼ごうと働きます。新しいおもちゃ屋ができて、おじさんが貧乏になったからです。炭鉱で働いたり、馬車をひいたり、とありえない話にワクワクしつつ、ピーダーおじさんと再会できるのかとドキドキするおはなしです。2019/11/04

ちゃーちゃん

3
石井桃子さんの訳している本はみんないいなあ。おとなしい小さな木馬が、かわいそうなくらいの試練を次々に受けて行くけど、気持ちはいつも真っ直ぐで、そして大好きなピーダーおじさんのもとへ…。素敵なお話でした。2017/07/08

のん@絵本童話専門

2
うわあ。めちゃくちゃ面白い!!他に読まなきゃが何十冊もあったけれど、一気読み!!おじさんが作り上げた特別上等な木馬。でも時代は安かろう悪かろうの量産品へ。木のおもちゃが売れなくなり、おじさんは倒れます。そして離れ離れに。おじさんにまた会えることを信じて、おじさんのために旅をし、日銭を稼ぐ日々。しかし、酷い目に遭うことも多く、何度も壊れ、稼いだお金も無くなります。それでも毎回困難を乗り越え、何度手入れされて蘇ります。→2024/02/05

ちいさな図書館

2
大人目線で読めば「そ、そんなに事件が起きなくても(泣)」とヒヤヒヤしっぱなしだけど、次から次へと木馬が困難を乗り越えていく姿は爽快!気持ちいい読後感だった。2010/09/28

だんまり

1
夜な夜な、母が子に読んで聞かせるといい感じだろうな。と思える物語だった。ありえないことばかり起こるんだもん。そして、木馬だから死なない! 壊れてたって大丈夫、誰かが直してくれたら元通り。ってのはちょっとなあ・・・ 最後のおばあさんの豹変ぶりもなあ? ま、いっか。2015/10/27

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