出版社内容情報
春を迎えたシベリアの森は、お日さまの光が降り注ぎ、動物の赤ちゃんが生まれ、賑やかになりました。そんな時、突然お日さまが隠れてしまいます……。ロシア画壇の巨匠が描いた絵本。
<読んであげるなら>4才から
<自分で読むなら>小学低学年から
内容説明
春の喜び、太陽の恵み、ロシア画壇の巨匠が渾身の力で描いたシベリア大地の森と動物。読んであげるなら4才から、じぶんで読むなら小学校初級むき。
著者等紹介
ミトゥーリチ,M.[ミトゥーリチ,M.][Miturich‐Khlebnikov,Mai]
1925年、モスクワに生まれた。モスクワ印刷技術大学を卒業後、同大学絵画科主任教授をつとめた。現代ロシアの代表的な画家。1986年、ロシア人民芸術家の称号を得、1991年、ロシア芸術アカデミー会員に選ばれる。ロシア国家賞、芸術アカデミー銀賞、BIB銀賞など、国内外で数多く受賞している。世界の国々で個展を開催し、作品は、ロシアの国立トレチャコフ美術館、国立プーシキン美術館、ロシア国立美術館を始め、各国の美術館に所蔵されている。モスクワ在住
松谷さやか[マツヤサヤカ]
1937年、東京生まれ。早稲田大学大学院露文科修士課程修了。児童図書の編集を経て、ロシアの児童文学の翻訳を始める。東京在住
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
魚京童!
12
天照の岩戸隠れに近い2016/05/02
いっちゃん
8
何かこんな神話があったような。いくら夜の動物でもお日様は大事やんね。2019/04/06
うずら
7
フクロウがちょっと気の毒2024/02/07
紅生姜
7
お日さまを探しに行くお話は、他にも何か読んだような記憶があるが思い出せない。お日様って、やっぱりなくてはならない存在。やさしい絵が、冬から春になるまでのかすんだ空気みたいにぴったりな絵本です。2018/06/04
がる
4
ふくろう如きにつかまってしまうお日さまって・・・。 水墨画のようなタッチの絵が何だかかわいいです。2012/03/26