出版社内容情報
「よる」と「ゆめ」の2部構成からなる第3集です。よるはどこからくるの? ゆめは誰がつくるの? そんな素朴な疑問をカエルくんとネズミくんがゆっくりと考えていきます。
<読んであげるなら>5・6才から
<自分で読むなら>小学低学年から
内容説明
カエルくんは考えます。ゆったりと、しずかに。ネズミくんも考えます。考えているうちに思わぬ発見をします。なにげないことから、考えるたのしさをおしえてくれるいわむらかずおの傑作コマ割り絵本です。
著者等紹介
いわむらかずお[イワムラカズオ]
絵本作家。1939年東京生まれ。東京芸術大学工芸科卒業。栃木県益子町在住。絵本にっぽん賞、小学館絵画賞、サンケイ児童出版文化賞受賞。その作品は、ヨーロッパ、アメリカ、アジアなど、15カ国語に翻訳出版され、世界の子供たちに親しまれている。『かんがえるカエルくん』で講談社出版文化賞絵本賞を受賞。1998年4月、栃木県馬頭町に『いわむらかずお絵本の丘美術館』を開設
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
keroppi
53
カエルくんはかんがえる。よるってなんだろう?ゆめってなんだろう?しずかなよるは、いろいろかんがえるよね。ゆめって、よるでもひるでもみるよね。このかんがえるカエルくん、すきだなぁ。2018/06/21
kanata
20
「ふえをふくフクロウさん」「よるはどこからくるの」「ゆめはどうして自由にならないのか」「とのかげのトカゲさん」。よるとは?と考えていたら夜中になってうとうとネズミくんと、横でうとうとする友だちに気づかず考え続けるカエルくん。また、ゆめのなかで思いきりおしっこしたのに現実にはセーフだったネズミくんと、蝶になっていつもとは違う世界を満喫したカエルくん。そこに二人の性格の違いのようなものがかいまみえて愉快。2018/11/25
みさどん
19
4コマ漫画仕立て。カエルくんが考えていく様子に加えて、共にじっくり考えてくれる友達のネズミくんの存在がいい。そして、納得できる可愛い展開、ほのぼのする絵がいい。哲学的。2016/08/20
まるりー
19
「夜」と「夢」をかんがえる。夜はどこからくるの?確かに時間の境界線は目には見えないし、玄関から入ってくる訳じゃない。知りたくなっちゃうね。寝ているときに見る夢は、寝ている自分が勝手に考えている、か。なるほど、無意識だと自分に都合が悪いことも見せたいと考えるのか。脳って不思議〜2015/07/05
yuzuriha satoshi
19
うん たまにはたちどまって もっともっとかんがえよう2014/07/03
-
- 和書
- 島の日々