出版社内容情報
クマさんとヤマネくんは出会うとすぐになかよくなりました。あるひ、ふたりがケーキ屋さんでもらった苗を育てはじめると……。心温まる森のともだちの物語。
<読んであげるなら>4才から
<自分で読むなら>小学低学年から
内容説明
森でいちばん大きなクマさんは、小さなものが好きでした。森でいちばん小さなヤマネくんは、大きなものが好きでした。だから、ふたりは出会うとすぐに仲良くなりました。ある日、クマさんとヤマネくんはケーキ屋さんで苗をもらい、育てますが…。友だちどうしの心のやりとりをやさしいタッチで描いた物語です。読んであげるなら4才から。自分で読むなら小学校初級向き。
著者等紹介
ふくざわゆみこ[フクザワユミコ]
東京生まれ。絵本に「モグラくんとセミのこくん」(「こどものとも 年中向き」185号、福音館書店刊)、『みずたまりのメダカくん』(PHP研究所刊)がある。東京在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くぅ
29
終始ニコニコでした。身体の大きさも好きなものも正反対な2人。でも正反対だからこそピッタリ組み合いますね。読んだあと幼稚園でこんなお友達が出来たらいいね!という話をしました。(3歳10ヶ月)2021/04/06
anne@灯れ松明の火
25
返却棚で。このシリーズ、追っかけ(というか、見つけたら読む)中。今の季節にピッタリ♪ そういう意味で、返却棚は絶対チェックが必要~♪おおきなクマが小さなケーキ、ちいさなヤマネがデコレーションケーキ、その対比が愉快。そして、もらった苗、そこからできたものの対比も楽しい。読むなら今でしょ?(^.^)2014/10/29
hiro
24
小さなものが大好きなクマさんと 大きなものに憧れるヤマネくんのお話(๑ºั╰╯ºั๑)二人でケーキを食べるところが とても可愛い~です♡この絵本のクマさんの表情 優しくて大好きです(灬˘╰╯˘灬)。・゚2015/07/17
そら
21
すべてが可愛らしい!大きなクマさんが小さいモンブランをちびちび食べてるのが愛らしいし、小さなヤマネくんが大きなお芋を引っぱり出して体ごと放り出されてる絵も可愛すぎる。。2018/02/01
棕櫚木庵
20
副題は,「おおきなクマさんとちいさなヤマネくん」.大きなクマさんは小さなものが大好きで,小さなヤマネくんは大きなものが大好き.だから二人は仲良し.森のケーキ屋さんでケーキを食べたら,植木鉢の苗をくれて・・・.みんないっしょに美味しいものを食べるって楽しいなぁ.最後はカボチャをくりぬいたハロウィンのランタンを吊るしておしまい.巻末に,「編集部から」と題する短い文章が小活字で付されている,いかにも「お勉強」という感じで可笑しい.保護者への言い訳?(^o^) →2023/11/09