出版社内容情報
金の好きな王様と金色の鹿の知恵比べの物語。昔、南の国に、一人の王様が住んでいました。この王様が世の中で一番好きなのは、金でした。ある日、王様は森で金色の鹿を見つけます。鹿が踊ると、足下の砂が金に変わるのです。王様は鹿を生け捕りにしようとしますが、うまくいきません。そこで王様は、ホセンという牛追いの少年に3日以内に鹿を連れてくるよう命じます。ホセンが鹿を連れて王様の御殿に到着すると、鹿は踊りに踊ります。すると金の砂がうずたかく積もって、王様を埋めてしまいます。
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内容説明
むかし、グリスタンとよばれたみなみのくにに、ひとりの王さまがすんでいました。この王さまがよのなかでなによりもすきなのはきんでした。王さまのごてんでは、ぎょくざはもちろんのこと、つくえやねだいまでもきんでできていました。それでもまだたりないで、王さまはくにじゅうのきんをごてんのくらにあつめさせ、ほかのものたちはひとかけらのきんもつかってはならないというおふれをだしていました。―読んであげるなら4才から、自分で読むなら小学校中級むき。
著者等紹介
ジャラール,アーメド[ジャラール,アーメド][Jalal,Sheikh Ahmed]
1940年、インドのカルカッタに生まれた。1950年から東パキスタンに移籍した。(1971年、独立してバングラデシュとなる。)1959年に交換留学生として来日、大阪外国語大学、東京教育大学、東京大学で学ぶ。著書には『日本童話集』インド・パキスタン語訳がある。元在日バングラデシュ大使館公使。2003年逝去
石井桃子[イシイモモコ]
1907年、埼玉県に生まれた。1951年、『ノンちゃん雲に乗る』で文部大臣賞受賞。1953年児童文学に貢献したことにより菊池寛賞受賞。東京都在住
秋野不矩[アキノフク]
1908年、静岡県に生まれた。1950年、女流日本画家に与えられる最高の賞、上村松園賞を受賞。創画会会員。2001年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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