出版社内容情報
ブラウンさん一家が夏休みにフランスを旅行する計画を立てたときから大騒動が……。一家は無事に旅行できるのでしょうか。(S-19)
<読んであげるなら>---
<自分で読むなら>小学中学年から
内容説明
ブラウンさん一家が夏休みに外国旅行をする計画を立てたときから、例のごとく大騒動が持ち上がります。まずは銀行へ行ったパディントンが、警察や消防まで巻き込んで逮捕されかかり、空港ではパスポートでひっかかり…。果たして一家は無事にフランスへたどりつけるのでしょうか。シリーズ第四作。小学校中級以上。
著者等紹介
ボンド,マイケル[ボンド,マイケル][Bond,Michael]
1926年、イギリスで生まれた。BBCやテレビ・カメラマンの仕事のかたわら書いたドラマの脚本が好評を博し、執筆に専念するようになった。パディントンのシリーズのほか、23匹のねずみの家族の話などがある
松岡享子[マツオカキョウコ]
1935年、神戸で生まれた。大学卒業後、ウェスタンミシガン大学大学院で児童図書館学を学び、ボルチモア市の公共図書館に勤めた。帰国後、東京子ども図書館を設立し、子どもと関わる幅広い分野で活動している
フォートナム,ペギー[フォートナム,ペギー][Fortnum,Peggy]
1919年、イギリスで生まれた。ロンドンの美術工芸セントラルに在学中、ハンガリーの出版社の依頼で子どもの本にさし絵を描いたものが好評で、引き続きさし絵やポスターの仕事をしている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くみ
16
【くまのパディントン60周年】ブラウン一家が休暇でフランスへ!用意の時からドタバタです!銀行ではクレーマーした挙句、救急車や警察を呼ぶ羽目に。。その理由が意外で可笑しい。何でも持って移動したがるパディントン。税関でもそのためひと騒動で、ブラウン夫人の「変装セットは置いてくるように言ったのに!」がツボでした。フランスでもやらかすけど、やっぱりみんなに愛される。自転車レースはすごかったです。南仏ののんびりした雰囲気も伝わってきて、こちらもゆったり気分になりました。いいなあ。2018/05/30
ユメ
12
行く先々で愉快な騒動を巻き起こすパディントンが夏休みにフランスへ旅行するだなんて、絶対に面白いことになるに違いないと読む前からとても楽しみにしていた。本を開けば想像以上に痛快な珍事の数々が待っていて、終始ワクワクしながら読んだ。何度声に出して笑ったことか分からない。殊に、パディントンがテントを建てようとしてグランディ長官を閉じ込めてしまったくだりと、三輪車でツール・ド・フランスに参戦するくだりは大笑いした。シリーズを読み進めるにつれ、パディントンが家にいたら毎日楽しいだろうなという思いが募る。2025/05/25
naoco
6
何10年ぶりかのパディントン、癒されました!絵もいいですよね。おしゃれです。2018/09/07
ミド
6
パスポートとカタツムリの件はパディントンは何も悪くない。だけどブラウンさんたちが勘違いするのもわかる。イギリスからフランスへ自家用車を空輸するのは一般的なの?2018/05/09
ゆうゆう
4
ブラウン一家とのフランスでのバカンスの巻。フランスのグルーバーさん版のデュポンさん、カリー氏よりも友好的なグランディ司令官。休暇を満喫し、フランスにもうけいれられたクマ。クマは困らない(笑)パディントンが真剣になるほど笑いを誘うのは、可愛らしいからだ!クマで得をしているように、もふもふの容姿でも得をしていると思うんだけどな(笑)2016/02/11