出版社内容情報
パディントンは内緒で部屋の改装をはじめ、ドアの上にも壁紙を貼りつけてしまいます。おかしなクマの物語、シリーズ2作目。(S-9)
<読んであげるなら>---
<自分で読むなら>小学中学年から
内容説明
今ではすっかり人気者となったパディントンですが、内緒で部屋の改装をはじめ、ドアの上にも壁紙を貼りつけて部屋から出られなくなったりと、相変わらず騒動をまきおこします。ところが、しかられるどころか、感謝されるという運の良さもいつものとおりです。人気シリーズの第二巻目。
著者等紹介
ボンド,マイケル[ボンド,マイケル][Bond,Michael]
1926年、イギリスで生まれた。BBCやテレビ・カメラマンの仕事のかたわら書いたドラマの脚本が好評を博し、執筆に専念するようになった
松岡享子[マツオカキョウコ]
1935年、神戸で生まれた。大学卒業後、ウェスタンミシガン大学大学院で児童図書館学を学び、ボルチモア市の公共図書館に勤めた。帰国後、東京子ども図書館を設立し、子どもと関わる幅広い分野で活動している
フォートナム,ペギー[フォートナム,ペギー][Fortnum,Peggy]
1919年、イギリスで生まれた。ロンドンの美術工芸セントラルに在学中、ハンガリーの出版社の依頼で子どもの本にさし絵に描いたものが好評で、引き続きさし絵やポスターの仕事をしている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
buchipanda3
105
小さなトラブルメーカー、くまのパディントンの短編集。ロンドンのブラウン家を舞台に、愛らしい姿を何度も見せてくれる彼の活躍話をたっぷりと楽しめた。彼はじっとしていられない性分なので行き先々で何かが起こる。でも家族はそれを承知で温かい目で見守るのだ。その空気感が心地いい。時にカメラマン、時に虫眼鏡姿の名探偵、時にバケツに乗って上昇、その様子を思い描くだけでほっこりする。買い物先の店員への天然ボケぶりは吹いた。そしてクリスマスの物語では彼がみんなから愛される理由が分かった気がした。彼にいいねをあげたい。2020/12/20
♪みどりpiyopiyo♪
46
なんて可愛らしいんでしょう♡ 久しぶりにパディントンのお話を読みました。この巻はクリスマスに読もうと思って取っといたの♪ ■紳士的でお行儀のいいくまさん パディントンと 愛情深いブラウンさん一家の世界に 安心して浸れる一冊です。小さくてたどたどしくてマーマレードが大好きな子ぐまが、みんなに喜んでもらおうと一所懸命なのが可愛くて。パディントンのお部屋はこうして出来上がったのね。■パディントンシリーズは どのお話もにっこりだけど、この巻の結びは特段にしみじみにっこりでした (ღ′◡‵) (1959年)(→続2018/12/23
昼夜
31
トラブルメイカーの星の下に生まれた愛すべき小さなクマのパディントンが引き起こした様々な出来事がいっぱいあって笑顔が溢れます。パディントンがはじめてに出会うと私も失くしてしまった「はじめてのときめき」に心が踊って癒されました。2016/02/09
くみ
17
【パディントン生誕60周年】シリーズ2冊目。写真を撮ったり、部屋の改装をしたり、焚き火をしたり、何をやっても大騒ぎになるパディントン。でもいつも真剣で悪気もないし、卑屈じゃない!そんなパディントンのにくめなさが段々わかってきました。ガイフォークスの祭り、クリスマスの買い物のデパートで大騒ぎをやらかすけど、パディントンからのおくりものは本当に心がこもっていました。家族への感謝と愛情の気持ちがしみじみ伝わってきました。ドタバタも楽しいけど、こういうのもいいなあ。2018/05/23
🫧
16
★★★★パディントンが何かをしようとすると、事件が起きる。しかし、最後は幸せになる。家族写真撮影、パディントンの部屋作り、ガイフォークス、クリスマスなど。シリーズ第2弾。 *パディントンが倒れたときと、クリスマスの話がとても心温まった。読んでいて幸せになりました。2016/03/13
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