出版社内容情報
塩澤玉聖[シオザワギョクセイ]
茨城県生まれ。前田青邨、山田玉雲に師事。1979年、全日本水墨画展で優秀賞受賞後、全日本水墨画大賞、文部大臣賞、東京都知事賞、文部大臣奨励賞、玉雲賞等を受賞。2000年、永平寺に作品収蔵。
現在、全日本水墨画会会長、日本水墨画アカデミー会長、聖山会会長、日本美術家連盟会員。
朝日カルチャーセンター新宿校他講師。2008年NHK教育テレビ「趣味悠々」で〈はじめての水墨画〉講師を担当し、好評を博す。
著書『水墨画 花の基礎描法』(上・下)、『水墨で描く美しい風景』(以上日貿出版社)他。
内容説明
初心者のための水墨画入門決定版!墨色の濃淡が美しい調和を生み出す水墨画を、あなたも描いてみませんか?本書では、豊富な指導経験を持つ著者が、最初にそろえたい道具の選び方から、墨と筆の扱い方、基本の筆づかい、よく使われる技法、色の使い方まで、初めて筆を持つ初心者や独習者にもわかりやすく丁寧に説明します。季節の花や実、野菜などを中心としたシンプルな作例50点を掲載。そのうち約20例については、写真で描き方のプロセスを紹介しました。これから水墨画を始めてみたいと考えている方や、基礎を確認・復習したいという方にぴったりの一冊です。
目次
第1章 水墨画の必須アイテム
第2章 墨と筆の扱い方
第3章 「直筆」と「側筆」から始める描法の基本
第4章 こんな表現もできる
第5章 色と墨の効果
第6章 水墨画創作に挑戦