出版社内容情報
にわとりさんの赤い洋服がなくなってしまい、いぬさんがさがしますが……。昭和初期に、村山籌子と村山知義が子ども向けに書いた作品が、70年ぶりに甦りました。
<読んであげるなら>4才から
<自分で読むなら>小学低学年から
著者等紹介
村山籌子[ムラヤマカズコ]
1903年、高松市に生まれる。1922年、自由学園高等科卒業。婦人之友社の記者となり、佐藤春夫らの作家訪問記を書く。1924年、知義と結婚し、知義の挿絵で主に「子供之友」に童謡、童話を発表する。1938年、肺結核を患い、1940年、筆を絶つ。1946年、鎌倉で没
村山知義[ムラヤマトモヨシ]
1901年、東京に生まれる。1921年、東京帝大中退、ベルリンに渡り、構成派の美術・演劇・舞踊に強い影響をうけ、1922年、帰国。意識的構成派の個展をひらき、柳瀬正夢らと前衛美術団体「MAVO」を結成、たびたび展覧会を催す。また「子供之友」「まなびの友」に童画を描く。1924年「朝から夜中まで」の舞台装置で演劇界に入り、劇作、演出もし、1934年、新協劇団を結成。「治安維持法」により、三度投獄された。戦後、第2次新協劇団を経て、東京芸術座を主宰。その間も、童画、肖像画を描きつづける。1977年没
村山亜土[ムラヤマアド]
1925年、知義と籌子の長男として東京に生まれる。1949年、山梨医専を経て、成城高校(旧制)文乙卒業。在学中から、児童劇「ごみためものがたり」「動物の町」などを書き、以後、「コックの王様」「ソフロン博士の金時計」「天草四郎」「鬼むかし」などを児童劇団に発表し、児童劇作家として現在にいたる。1984年、視覚障害者のための「手で見るギャラリーTOM」を、妻・治江と開設。86年、モービル児童文化賞、95年、児童福祉文化賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちえ
ベル@bell-zou
ヒラP@ehon.gohon
けんちゃん
いろ
-
- 和書
- 脳トレ数字クイズ