出版社内容情報
満月の夜遅く、きつねのきっこは山こえ野こえ川こえて、町まで買い物にでかけます。油揚げを百枚買った帰り道、きっこから油揚げを取り上げようとするものが現れますが……。
<読んであげるなら>3才から
<自分で読むなら>小学低学年から
著者等紹介
こいでやすこ[コイデヤスコ]
福島県に生まれる。桑沢デザイン研究所卒業
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
浅葱@
39
月夜のお買い物冒険譚になっていて、仲間が活躍します。そして、きっこのかった油揚げでお稲荷さんの寿司づくり。ドキドキと美味しいの絵本です。2014/06/23
k sato
33
お稲荷さんを食べたい(*´ω`*)絵本「おおさむこさむ」に続いて読みました。キツネのきっこちゃんは油揚げを買いに出かけます。なんで夜中に買い物に?なんでお揚げがほしいの?疑問は深まるばかりです。きっこちゃんのお供をするのは、お月さま、フクロウ、イタチのきょうだい。はたして、油揚げを無事に買えたのでしょうか。帰り道では、なぞの生物に遭遇!耳生えた黒い影!お供たちの反撃。イタチきょうだいはおならプーで撃退。イタチは危険を察知すると分泌腺から悪臭を発するのだそうです。展開が愉快で楽しめたし、勉強にもなりました。2023/11/29
たーちゃん
29
夜更けに買い物に行くきつねのきっこちゃんを、お月さまやふくろう等が見守っているのが優しくて温かい気持ちになりました。2020/09/22
ヒラP@ehon.gohon
27
きつねのきっこがはるばる山越え野を越え川を越えて、油揚げを買いに出かけます。動物の仲間だけでなくお月さまも一緒というお供ができて一安心。 でも帰り道にびっくりしました。 いじわるしようとする黒い影に、なんとお月さまはなんとかビームを浴びせて撃退するのです。お月さまって意外とワイルドなところがあったんですね。 黒い影の正体が気になりましたが、最後のページで答えが出ているようです。2022/11/15
Shoko
26
図書館本。読み聞かせ。キツネのきっこちゃんが、満月の夜にお買い物に出かけます。暗い夜道をお月さまが一緒についてきてくれます。次に出会ったフクロウも一緒に行ってくれることになりました。その後出会ったイタチのちいとにいもついてきてくれることになりました・・。 うちに『おおさむこさむ』があったので、きっこちゃん、覚えてるかな?と思いながら読み聞かせしました。ちいとにいのイタチのきょうだいが出てきたところで、「ちいとにい、知ってる!」と気づいたみたいでした。2021/05/30
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- 和書
- 指揮官 〈上〉 文春文庫