出版社内容情報
となかいが熱を出して、一人でプレゼント配りに出発したサンタさんは、森で、寒さに震えている子犬に出会います。さあ、今年は、サンタさんと子犬とでプレゼントを配ります!
<読んであげるなら>3才から
<自分で読むなら>小学低学年から
著者等紹介
長尾玲子[ナガオレイコ]
1963年、東京に生まれる。東京YMCAデザイン研究所デザイン科卒。のちにデンマークに留学。スカルス手工芸学校で刺しゅうを学ぶ
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
46
今年のクリスマスはトナカイさんが熱を出してしまい、サンタさんは一人でプレゼント配り。やっぱり一人では元気が出ない。そんな時にこいぬの泣き声。サンタさんとこいぬとでプレゼント配り。わんちゃん賢くてサンタさんをりどするのが頼もしい。配り終わってこいぬも一緒に帰ります。コロという名を貰ってよかったね。来年のクリスマスが楽しみです。見開き1ページにわたるたくさんの家々とたくさんのサンタさんとこいぬ。とっても素敵で目を皿のようにして楽しみました。2023/02/28
みや
31
刺繍で描かれた絵本。前作から一年後のお話で、しんちゃんとくまさんが出てきたのが嬉しかった。トナカイが風邪をひいたので、途中で出会ったこいぬとプレゼントを配りにいくお話。サンタさんは白髭を生やしてはいるものの、何だかちょっと情けない部分もあり、若さを感じる。一人で落ち込んでいる絵が愛らしかった。今回も、ただ絵を見ているだけでも楽しい。表紙と裏表紙の見返し部分にも繋がりがあり、隅々まで遊び心が凝っていた。一周目は一気に最後まで、2周目は一つ一つの刺繍をじっくりと堪能した。何度も繰り返し楽しめる。2016/12/17
けんちゃん
28
風邪をひいたトナカイを家において、ひとりで奮闘するサンタさんに心強い助っ人現る!ちょっぴりドタバタ、とってもほっこりのクリスマスストーリーです。長尾玲子さんの刺繍がすてき!サンタさんの顔に目鼻はないのですが、豊かな表情が感じられます。「来年のクリスマス」の様子も見てみたいなぁと思いました。2012/12/28
べるめーる
23
年少の娘のお気に入り絵本。シンプルな刺繍の絵で素朴で優しい雰囲気。細かいところまで凝ってます。トナカイが熱を出してしまい、サンタさんだけでクリスマスのお仕事に出かけると、子犬に出会い、一緒にプレゼントを配る。クリスマスにサンタさんがプレゼントをあげるだけでなく、サンタさんとトナカイ、子犬も素敵なプレゼントを得るというエンディングがあったかくていいなあ。2014/12/08
みさどん
22
なんと「サンタさんありがとう」に出てきたくまさんがでてくるのだもの、そりゃあかわいい。サンタさんの相棒にこいぬが加わって、サンタさんも幸せ。今回も心あったまるいいお話。刺繍もかわいいのです。2023/01/28