出版社内容情報
ごんちゃんはセミ採りの名人。初心者のてっちゃんにセミの採り方を教えます。手製の道具を使ってセミを採るための秘訣が満載の絵本。子どもたちを虫採りの楽しさに誘う絵本です。
<読んであげるなら>4才から
<自分で読むなら>小学低学年から
著者等紹介
奥本大三郎[オクモトダイサブロウ]
日本昆虫協会会長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はる
54
セミとりの得意なごんちゃんが、まだセミをとったことのないてっちゃんにセミのとり方を教えます。奥本大三郎さんが監修されているので、実践的な感じですね。今の子はセミをとったりするのかなあ…。私の住むあたりでも、ようやくニイニイゼミが鳴き出しました。朝夕のヒグラシの鳴き声も趣があって好きです。2022/07/25
みっくす
47
夏休み中、どこかへ出かけて蝉の鳴き声を聞く度に、つかまえようとしていた息子。蝉取りのノウハウを教えてくれるハウツー絵本でした。面白かったようで、何度も読みました。自作の蝉取りアミも立派! メスは鳴かない、静かなときではなくいったん鳴きはじめてから捕まえるのがいい、羽をつかんで落ち着かせるのがいいそうです。青森は蝉が少ないです。うるさいのはイヤだけど、蝉の鳴き声が聞けなくなって夏が終わるのも寂しいものです。2017/08/18
のぶのぶ
33
せみとりの我が家のバイブル本。久しぶりに小さなあみと二枚組の捕虫網を見つけ、長男とせみとり談義に。我が家の周りではツクツクホウシはいなかったが、長男が小さい頃、小さな網でツクツクホウシを乱獲し我が家の周りにリリースしてからというもの、夏休み後半になるとツクツクホウシの声がするようになってしまった。ビニル袋と針金で作る網は、木の角度やセミのいる場所にあわせ折り曲げることでセミを捕まえるという優れもの「せみとりは遊びじゃない、真剣勝負」まさにその通り。久しぶりに職場で読み聞かせ、せみについて熱く語りました。2018/07/12
gtn
29
子どもの頃を思い出す。虫取りのうまい者、絵が上手な者、足の速い者等、一芸に秀でた者は皆に尊敬された。一芸でいい。他が劣っていてもいい。それが大人には分からない。2022/11/23
円舞曲
28
セミを取るために、セミを知る。昔を懐かしく思い出しつつ読みました。2014/08/04