出版社内容情報
3人のおばさんが散歩に出かけましたが、途中で犬のプリックがいないことに気がつき、あわてて捜します。でもプリックはどこにも見あたりません。傑作絵本「3人のおばさん」シリーズ最初の巻。
<読んであげるなら>5・6才から
<自分で読むなら>小学低学年から
内容説明
むかしむかし、ある小さな町に、小さな通りがありました。その通りには小さなきいろい家があり、その家には3人のおばさんがすんでいました。みどりおばさん、ちゃいろおばさん、むらさきおばさんです。もちろん、おばさんたちにはひとりずつ、ちゃんとしたなまえがありましたが、町の子どもたちはみんな、こうよんでいました。いつもきまって、みどりおばさんはみどりのふく、ちゃいろおばさんはちゃいろのふく、むらさきおばさんはむらさきのふくをきていたからです。これはタンポポがきいろで、リンドウがあおいのとおなじように、あたりまえのことでした。読んであげるなら5才から、自分で読むなら小学校中級から。
著者等紹介
ベスコフ,エルサ[ベスコフ,エルサ][Beskow,Elsa]
1874年、スウェーデンのストックホルムに生まれる。少女時代から絵が好きで美術学校に学び、卒業後母校の小学校で絵画の教師となる。結婚後、教師をやめて絵本や児童書のさし絵の仕事を始める。1952年、子どもの本に対するスウェーデンの最高賞、ニルス・ホルゲション賞を受賞。1953年、没
ひしきあきらこ[ヒシキアキラコ]
1960年、東京に生まれる。父親の仕事の影響で、幼い頃よりスウェーデンの文化に親しんで育つ。慶応義塾大学卒業後、スウェーデンのウプサラでスウェーデン語を学ぶ。現在、スウェーデンを中心に北欧児童図書の翻訳、紹介に活躍
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感想・レビュー
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