出版社内容情報
いたずら好きの3匹のこぶたが、保育園に入園しました。最初は不安そうにした3匹も、かけっこをしたら早いこと早いこと。いっぺんに保育園が大好きになりました。
<読んであげるなら>2才から
<自分で読むなら>---
著者等紹介
中川李枝子[ナカガワリエコ]
札幌生まれ。東京都立高等保母学院卒業。保母として働くかたわら、児童文学グループ《いたどり》の同人として創作活動を続け、現在は著作に専念している。1962年に出版した童話『いやいやえん』(福音館書店)は、厚生大臣賞、NHK児童文学奨励賞、サンケイ児童出版文化賞、野間児童文芸賞推奨作品賞を受賞した。主な作品に『ぐりとぐら』シリーズ、『ももいろのきりん』『はねはね はねちゃん』『絵本と私』(以上、福音館書店)などがある
山脇百合子[ヤマワキユリコ]
東京生まれ。上智大学卒業。童話のさし絵や絵本の仕事で活躍。絵本に『ぐりとぐら』『ぐりとぐらのおきゃくさま』『ぐりとぐらのえんそく』『ぐりとぐらのかいすいよく』『ぐりとぐらとくるりくら』『ぐりとぐらとすみれちゃん』『そらいろのたね』『たからさがし』『きょうの おべんとう なんだろな』『みんな みーつけた』『どこで おひるね しようかな』など、童話のさし絵に『いやいやえん』『かえるのエルタ』(以上、福音館書店)などがある
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
85
3匹の子豚の姉弟が、ぶたの保育園に入ってなじんでいく様子のお話。最初はお母さんがいない、と泣いていた3匹だが、かけっこで本領を発揮し、大活躍。帰る頃には「保育園大好き」になっていた。ところで、保育園は「0歳から探しておかないと入れないところ」というイメージがあったが、3匹のこぶたは割とすんなり保育園に入れていた。こぶた界には待機児童の問題とかはなさそうだ。2015/06/07
みっくす
44
長男、次男一緒に読み聞かせ。最初は嫌がってもあっという間に好きになるよね、保育園。保育園の引きの絵が素敵だった。こんなところに住みたい、通いたいと思う。読み終わったあと、得意のブタの泣きマネで締めました。2017/06/29
momogaga
37
【大人こそ絵本を】園舎も広場も素敵ですね。まさに理想の保育園です。2017/03/12
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
29
やんちゃで元気な3びきのコブタたちが保育園に行くお話。初めての保育園はお母さんがいないと泣いちゃう様子は、子供が初めて幼稚園に行ったときを思い出した。待っている私も心配で迎える時間までドキドキだった。2014/12/16
たーちゃん
28
元気が有り余っているこぶたの3兄妹。保育園に通うことになります。最初は寂しかったけどいっぱい駆け回ったこぶたたち。来年から幼稚園に通う息子のことを考えてしまいました。2020/10/02