出版社内容情報
だいこくちゃんのうちでのこづちを振ると、いいものがたくさん出てきます。こづちが欲しいだるまちゃんは、自分で作ろうとしますが……。だるまちゃんシリーズの最新作。
<読んであげるなら>3才から
<自分で読むなら>小学低学年から
著者等紹介
加古里子[カコサトシ]
1926年、福井県に生まれた。東京大学工学部卒業後、民間会社の研究所に勤務しながら、セツルメント運動、児童文化活動に従事し、児童文化の研究・創作を続けたあと、現在は独立し、教育文化や絵本、子どものための科学の本、放送などの分野で広く活躍している。絵本には、『だるまちゃんとてんぐちゃん』『だるまちゃんとかみなりちゃん』『だるまちゃんとうさぎちゃん』『だるまちゃんととらのこちゃん』『かわ』『ゆきのひ』『はははのはなし』『どうぐ』『ことばのべんきょう(全4巻)』『海』『地球』『宇宙』(以上福音館書店刊)、「からだの本(全10巻)」「あそびの本(全5巻)」(以上童心社刊)など多数ある。神奈川県在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ままこ
93
大黒ちゃんの素敵なうちでのこづち。それを見ただるまちゃんがせっせと作ったうちでのこづちみたいなものは…。読み聞かせにぴったりほのぼの楽しい絵本。2021/05/09
nana
81
娘チョイス。 打ち出の小槌私もほしい。途中花咲か爺さんみたいだった。2019/07/06
藤月はな(灯れ松明の火)
53
絵本カフェ屋さんで3。「てんぐちゃん」の方は読んだことがあるけど、だいこくちゃんの方はお初です。打出の小槌から出てくるのは素敵なもの。じゃあ、二つの小槌が合わさると?もっと素敵なものがざぁくざく!だるまちゃんが打出の小槌を作っている所を襖の陰からこっそりと見守るお母さんのまなざしが微笑ましいです^^2014/08/31
つくよみ
43
図書館本:だるまちゃんが、だいこくちゃんの所に遊びに行って「うちでのこづち」で遊ぶお話。米を入れて振ればおにぎりやお団子が、麦を入れて振れば、クッキーやケーキが。流石、七福神(子供だけど)羨ましくなっただるまちゃんが、家に帰って「うちでのこづつ」を作ってみると?こづちから出てきた「良いもの」を、ねずみやすずめが喜んで持って行く様が可愛い。それをニコニコと見ている二人も、ケチなどと言う言葉とは全く無縁で微笑ましい。最後には、お揃いのうちでのこづちまで出てきて、めでたしめでたし♪2013/08/29
chiaki
34
毎度お友だちの持ち物を欲しがるだるまちゃん♡今回はだいこくちゃんの打出の小槌に憧れます。確かにこれは欲しいよね!!いろいろ出てくるときのオノマトペと、2人の「えいえいえい」「おうおうおう」の掛け声が可愛すぎます!だるまちゃんシリーズ読み直そう。2020/11/27