出版社内容情報
子どもの頃から、ものを拾い集めるのが好きだった著者が、集めたものは、花、虫、巣、羽、骨…。すべて身近な自然の中で拾ったもの。子どもたちを自然の楽しさに誘います。
<読んであげるなら>5・6才から
<自分で読むなら>小学低学年から
目次
春(春の田んぼ;田んぼの草花図鑑 ほか)
夏(夏の畑;夏のドングリ ほか)
秋(木の実草の実さがし;赤い実 ほか)
冬(冬の田んぼ;クモのふくろ ほか)
著者等紹介
盛口満[モリグチミツル]
1962年千葉県に生まれる。千葉大学理学部生物学科卒。1985年より自由の森学園中・高等学校の理科教師として生物を担当。2000年、同校を退職した後、現在は沖縄の珊瑚舎スコーレの活動に関わっている。主な著書に「僕らが死体を拾うわけ」(どうぶつ社)、「タヌキまるごと図鑑」(大日本図書)、「ネコジャラシのポップコーン」(木魂社)、「ぼくらの昆虫記」(講談社)などがある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たーちゃん
27
公園の散策が好きな息子。季節ごとの草花や虫たちが描かれていて息子は1ページごとに感想を言ったりして楽しんでいました。2020/10/19
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
15
『かがくする心の絵本100』 https://bookmeter.com/books/349515 で知った本。 小さい頃集めてたわ、すごいもの見つけた気分でコッソリと隠しておくのが楽しかった。なんでそんなもの、と言われても自分にとっては宝物、いつの間にか無くなっていたのは自分で捨てたのか、捨てられたのか…。いつかは色あせてしまうものたちだったけれど、とても大切なものであり、時間でした。きっとそういう子いますよね。2021/04/30
リコリス
13
木の実を拾ってきたので久しぶりにこの本を出してきました。季節ごとに自然の中から見つけたコレクションをイラストで描いている。子供が小さかった時によくみたけど図鑑とはまた違う面白さがある。虫はリアルすぎてページをめくる手が早くなるけど実物大の動物足型スタンプは楽しい。2014/12/21
いろ
9
自然物を何でも集めたよ♪と楽しく並べ季節毎に紹介した図鑑っぽい絵本。著者の大好き!な気持ちビンビン。気にも留めてないもの(齧った葉や木の実・種々の卵・虫の翅・糞・骨・足跡・巣…)も多数。漢方薬局・釣具屋・デパート食料品等でも売ってる虫まで! 自然物の楽しみ方を教えてもらった。6歳男児,玩具箱に向かう途中で,絵本棚に新しく並んだこの本を見つけて,玩具で遊ぶのを後回しにして手に取り1人読み。フンコロガシが地域によって色が違うと並べてあるページが好きみたいで,再読の度よく見ていた。冬虫夏草にもビックリしてたw2014/10/21
花林糖
8
(図書館本)緻密で丁寧な絵と子供が楽しめそうな解説が◎。子供の自由研究の題材にも出来そうです。タンポポの図解、花のないものたち、固定客-花と虫-、飛んで灯に入る夏の虫、卵のおしゃれ、木の実さがし、ドングリの背くらべ、ドングリ図鑑、ひっつきむし図鑑など大人も楽しめる図鑑の様な本。神社の住民のムササビが可愛い。2019/12/28