森からのてがみ―キツツキは森の大工さん きかんぼうの子グマ

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  • サイズ B5判/ページ数 44p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784834016710
  • NDC分類 K983
  • Cコード C8097

出版社内容情報

自分が掘った木の穴にはどんな動物が住んでいるのか、キツツキが森を探しまわる話と、知りたがり屋の子グマが何でも体験してやろうと、母グマから離れて森を歩きまわる話。

<読んであげるなら>4才から
<自分で読むなら>小学低学年から

内容説明

キツツキがほった穴に住んでいるのはだれ?迷子の子グマが森ではじめて体験したものは?森の生きものたちが次々とくりひろげる、ふしぎでゆかいな物語。長年の自然観察にうらづけられた、森のエコロジーの正確でいきいきとした描写。ビアンキを現代によみがえらせたスラトコフの動物記。小学校初級から。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

びわこっこ

40
小学校の図書ボランティアで、見つけた、今日の絵本。森の様子を伝えてくれます。ここには、キツツキ(アカゲラ)が作った木の穴には、アカゲラの思いとは違って、鳥たち以外が住んでいること。木の洞には、ヤマネ・コウモリ・モモンガ、ミツバチが住んでいました。キツツキが造った穴をみんな利用して棲家にしているのですね。森の様子のもう一つのお話は、ヤンチャな子グマのお話自分で餌を取ろうとしますが、お母さんから、いつも餌をもらっていた子グマは、野ネズミを捕まえようとしますが、失敗😣!。母さんグマの厳しい躾が語られています。2023/06/13

小夜風

29
【小学校】「キツツキは森の大工さん」と「きかんぼうの子グマ」の2編。キツツキのあけた穴にこんなにいろんな生き物が住んでいるなんて知りませんでした。クマのお母さんがこんなに厳しいことも(笑)。科学絵本に分類されていますが、お話もとても温かく、作者さんの生き物たちへの愛が感じられます。2016/02/22

ほんわか・かめ

13
好奇心いっぱいの子グマが、興味の向くまま遊び回る。とても微笑ましい。しかし、そこへ現れたお母さんグマの無言のビンタが強烈だった!!しかも2発!子グマは、自然界で自分の身を守ることの大切さが嫌というほどわかったに違いない…。〈2000/福音館書店〉2021/09/28

おはなし会 芽ぶっく 

11
12/18 特別支援学級ブックトーク授業の貸し出し本。シリーズ3冊あるので、一人1冊あたるように貸し出します(男子3名 譲り合いが難しい)。小学校の壁画を描いてくださったあべ弘士さんのことは3人とも分かっているので、「あべさんの本」を強調してお話します。2020/12/14

ヒラP@ehon.gohon

11
キツツキの作った穴にはどんな生き物が暮らしているのだろう? 子グマは、お母さんが昼寝してる時、何してるの? 森の生き物の生態が、コミカルに、コンパクトに紹介されていて、楽しくためになる本だと思います。 シリーズなので、他の巻も読みたくなりました。2018/01/19

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