出版社内容情報
ばけものどりを少年オーラはしとめたが、飼い主のトロール夫婦が「わしらのとりをくっちまったな」といいながらやってきて……ノルウェー民話に材をとった古典的絵本。
<読んであげるなら>5・6才から
<自分で読むなら>小学低学年から
内容説明
山のトロールがかっている鳥は、谷じゅうのひとに、おそれられていた。それもそのはずだ。このでかいトロールどりは、ゆうぐれにとんできては、農場の動物をさらっていくんだから。四人の子ども、オーラとリーナとシーナとトリナは、あるゆうぐれ、森でこのおっかないトロールどりに出くわしたのさ…。作者イングリの故郷、ノルウェーの民話をもとにした、はらはらどきどきの冒険と、ほっとする結末をもつ物語。読んであげるなら5才から。じぶんで読むなら小学校初級から。
著者等紹介
ドーレア,イングリ[d’Aulaire,Ingri]
ノルウェーのコングスベルで、五人きょうだいの末っ子として生まれ、大家族のなかで育ちました。オスローの美術工芸学校で学んだ後で、ミュンヘンの美術学校に通い、そこでエドガーと出会いました。二人は、1925年イングリの故郷で結婚式をあげました。1929年二人はアメリカに移住し、1939年にアメリカの市民権を得ました。子供の肖像画を描いていましたが、児童書の専門家のすすめにより夫と絵本を共作するようになりました。作品には『オーラのたび』などスカンジナビアを舞台にしたものや、『アブラハム・リンカーン』(1939年/コルデコット賞受賞)などアメリカ人の伝記があります。1980年10月コネチカット州でなくなりました
ドーレア,エドガー[d’Aulaire,Edgar Parin]
イタリア人の肖像画家の父と、アメリカ人の芸術家の母の一人息子として、ドイツのミュンヘンに生まれました。6歳の時に両親が別れてからは、父と母のもとで交互に暮らしました。作家名のドーレアは母親の旧姓です。ミュンヘンの美術学校に通いそこでイングリと出会い、1925年イングリの故郷で結婚式をあげました。1929年に二人はアメリカに移住し、1939年にアメリカの市民権を得ました。壁画を専門にしていました。妻は子供の肖像画を描いていましたが、児童書の専門家のすすめより絵本を共作するようになりました。作品には『オーラのたび』などスカンジナビアを舞台にしたものや、『アブラハム・リンカーン』(1939年/コルデコット賞受賞)などアメリカ人の伝記があります。1986年5月、コネチカット州でなくなりました
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感想・レビュー
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絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
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