感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
289
角野栄子・文と写真。ヨーロッパ魔女の地巡りの旅。最初に訪れるのは、シュヴァルツ・バルト地方のブロイリンゲン。2月の末にファスナハトと呼ばれる、魔女の祭典が行われる。昼には街を練り歩き、夜は火祭りである。どうやら、これは冬を終えて春を迎える祭りが起源のようだ。次は、ハルツ地方のワルプルギスの祭り。このワルプルギスの夜(4月30日から5月1日にかけて)は、ハルツのみならず、広くドイツ各地や北欧で見られるようだ。さらにはイーペル(ベルギー)の猫祭り。こちらは、3年に1度しかないようだが、ここでも魔女が登場し、⇒2026/03/08
mocha
98
角野栄子さんが訪ねるドイツの魔女祭り、ベルギーのねこ祭り。ルーマニアでは今も魔女として暮らすお婆ちゃんとの出会い。角野さんいわく、魔女は元々母なる存在らしい。家族の無事を願う母の知恵が薬草の知識となり、祈りがまじないとなって行ったというのはうなずける。角野さんの若々しい好奇心が素敵だ。彼女もきっと魔女のひとりに違いない。2018/10/25
ぶち
64
『魔女の宅急便』の著者・角野栄子さんがドイツやベルギーのお祭りに行き、ルーマニアに今もいるという魔女を訪ねる、興味深い魔女見聞記です。魔女の写真もたくさん載っていて、本物の魔女の暮らしぶりやその様子もちゃんと載っています。魔女の原点はここにあるという内容で、大人にも読みごたえ充分です。箒に乗って飛ぶことの訓練を受け、テストに合格すると、箒の運転免許ペンダントがもらえるドイツのお祭りに参加して、是非とも免許を授かりたいと真剣に考えちゃいます。そしたら、キキのように宅急便屋を始めてみようかしら.....2018/11/03
ぶんこ
42
絵本かと思ったら、なんと魔女に会いに行くルポでした。魔女祭りの写真も沢山あって、西欧での魔女の存在、魔女に対する脅威からの火炙りの刑となったのか。ベルギーというと小さな穏やかな国との印象ですが、フランダーの犬や猫祭りなど、強国に脅かされてきた歴史があってなのか、別の側面が印象に残りました。私にとって魔女といえば東欧。ルーマニアで生きた人間の魔女との薬草摘みの話が面白かったです。2018/11/16
魚京童!
26
魔女裁判もわからないよね、女性の立場が向上して、「出る杭は打たれ」ただけかもしれない。全力で潰しにいっただけかもしれない。教会のために。あるいは本当にいたのかもしれない。たしかにおばあちゃんの撫でる手は魔法を使えてた。2018/10/19
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