感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
109
イギリス民話をもとに長新太さんが絵を描いています。言葉のリズムが面白い。とうもろこし畑でめんどりが食事中、空のかけらが落ちて来ました。一大事! 王様に知らせるため、めんどりは走りました。走りましたとも。「なんだどうした」と声をかけてきたおんどり。事情を話すとたいへんと付いてきました。付いてきましたとも。ぐわぐわがちょう、くわっくわっあひる、七面鳥、そしてキツネ。えっ、キツネ? 「近道を行こう」というキツネの先導で一行が向かった先は……。1968年4月初版。長さんの絵のタッチは新しい作品とはかなり違います。2016/04/02
Naomi
23
目つきの悪いきつねが出てきて、みんなの後ろを走っててドキドキ。行き着く先は…、ああ、やっぱり!(><)ラストは報われたのかどうなのか。イギリス民話、不思議な世界観。2016/06/24
あおい
14
イギリス昔話。頭に何かがおちてきためんどりは「空が落ちてきた」と大慌て。王様に伝えようと走り出す…悪いキツネがでてきたよ〜。長さんの絵でユーモラスに描かれてるけどブラック!2023/07/02
のほほん
12
めんどりさんが走ります。おんどりさんも走ります。がちょうさん、あひるがつづきます。そして、しちめんちょうさんも走ります。そのあときつねさんがあらわれます。これは何かあるときたいします。ページをめくる手が不安になります。最後のページを見て、えっなに終わり?裏表紙を見て?きつねさんどうしたかな。みんなどうなったかな。あとが気になります。2023/08/14
たんぽこ
7
リビングでこの絵本を音読していたら、通りかかった娘が面白そうに聞いていました。きつねが、鳥たちをつかまえて「すぽん」とするシーン。「すぽん」て、何をしてる音なのか分からなくて首をひねって考えていたら、「簡単だよ。首をひっこぬく音でしょ。」と娘。なるほど!その音でしたか!・・・って怖いんですけど。2021/07/22