出版社内容情報
ある冬の夜、動物園の飼育係の“ぼく”は、雪の上に不思議な足跡を見つけました。ケモノでもない、鳥でもない、今までに見たことのない大きな足跡!ミステリー仕立ての絵本です。
<読んであげるなら>4才から
<自分で読むなら>小学低学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
137
見てごらん。真冬の夜、星空の下、静かで真っ白な雪の動物園。長靴の踏みしめる音だけが響いている。誰もいないけど動物たちはここにいる。今日も異常なし。…何だあのあしあとは!?これは厄介な日に宿直当番になったものだ。あんなの見たことないぞ。これは足跡なのか?宇宙人か?みんな集まれ!…うわぁ、見つかった!逃げるな!…午前5時50分。氷点下31度。この冬一番の寒い朝。ノソノソと動くもの多数。…寒い地域に棲みつく動物は、どんなに寒くても、真夜中でも元気一杯です。自由で彩り豊かなユーモアと躍動感が沢山詰まった絵本です。2021/06/18
かおりんご
41
読み聞かせ(273)保護者による読み聞かせ。事件が起きるまでの話が長く、ちょっと飽きていた。「どうぶつ園のじゅうい」を学習したときだと、もっと興味をもってくれたかな?2015/01/20
たーちゃん
30
冬の間は閉まる動物園。今日もいっぱい雪が降りました。夜中に見つけた謎の足跡。息子も「何の足跡だろう?」とドキドキしていました。2021/08/22
くぅ
25
本当の話の気もしますね。飼育員さん気分で親子でドキドキ読みました。(4歳8ヵ月)2022/02/03
ほんわか・かめ
17
雪深い動物園の様子に、なんて過酷な環境!と思っていたら、宿直の日が最高の楽しみだなんて、飼育員さんってやはり動物愛に溢れているんですねぇ。2021/02/04
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