内容説明
バブル期には、不動産や株の値上がりで生じたキャピタルゲインをどうやって処理すれば税務上有利なのかとか、増加した資産をどうやって後継者に相続させれば節税になるのかといったように、ストックした資産の含み益をいかに少なく計上するかが問題でした。それが、ここにきてデフレで生じてしまった資産の含み損はどう節税に結びつけることができるのか、どうやって有効に利用することができるのかということに関心が移ってきているのです。そのためのヒントをできるだけ具体的に取り上げることにしたのが本書です。
目次
第1章 法人税はこんなに軽減できる!
第2章 税効果で土地建物を賢く運用!
第3章 個人資産・自社株を譲るときの節税対策
第4章 個人資産を賢く残す相続税対策
第5章 株式を残すときの節税対策