出版社内容情報
人間とは何か、なぜ生まれてきたのか、その身体はどのように作られているのか? ビッグバンから現在までの人間の歴史を縦糸に、人体の構造・文化史を横糸として織りこみ綴った絵本。
<読んであげるなら>5・6才から
<自分で読むなら>小学中学年から
内容説明
小学校中級~おとなまで。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
88
宇宙、地球、海、植物、動物、ほ乳類と人間の前史。人間が生まれるところ。骨と筋肉。食べものと消化。心臓と肺。脳と神経。校閲、教示多数。壮大な構想のもとに、人間を歴史的、生物的に位置づけようとした大作。2013/10/05
杏子
19
ただ、ただ素晴らしい!! 小学生の頃、読んでみたかった! せめて今の子どもたちに…2018/07/16
イノ
18
小学生の時に貪るように読んだ加古里子の再読をしていたら、1995年発行の本書をみつけた。地球の誕生の中で、生物が生まれ、人間が進化した歴史から、人間の生態まで、実に幅広い。人間の奥深い可能性と素晴らしさに勇気すら感じる。2018/04/22
ochatomo
17
科学を正確にわかりやすく伝えるかこさとしさんらしさが活きる、『海で生まれた生き物の子孫』である『人間の総合形を』描いた科学絵本 ビッグ・バンから人間があらわれるまでの生命の歴史、受精卵から大人まで成長の様子と体のつくり、作り出してきた道具や知恵・芸術という文化面、戦争や病気の負の面も解説 『このように、その細胞や脳やからだや心に、宇宙・世界・地球の、歴史と現在と未来とをやどしているのが人間です。その人間のひとりがあなたです。そのすばらしい人間が、君なのです。』 1995刊2019/03/20
gtn
16
科学的見地から、人間そのものが宇宙という結論。ならば、お互い尊重しなければならないというのが道理。なのに…。2024/07/21
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