出版社内容情報
原爆の開発から投下にいたる歴史的背景、当時の広島の町の様子、人々の暮らし、そして核兵器の原理、放射線障害など、風化させてはならぬテーマを、今日の視点で多角的に扱っています。
<読んであげるなら>---
<自分で読むなら>小学高学年から
内容説明
本書は、生存者の証言をもとに再現された、広島の町と、そこに暮らす人びとのようすが描かれています。小学校上級~大人まで。
1 ~ 2件/全2件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
いつでも母さん
122
〈再読〉大きな絵本。まんま絵で読む広島の原爆。低学年には絵が分かりやすい。もう少し年齢が上の子等には文もしっかり読んでもらいたい(大人にもだ)まもなく今年もあの日が来る。日本人なら忘れちゃいけない日であるのはもちろんだが、世界中に知ってもらいたい事実。なのに・・今もまだ戦争は地球上から無くならない。2025/07/24
yomineko@鬼畜ヴィタリにゃん💗
74
読み友様からのご紹介本です📙先日読んだ英語版より文字が大きくて読みやすかった。酷い光景を敢えて抑えて描かれているだけに余計悲しみが増す。本当はこんなボロボロな街じゃない!広島は美しくて住みやすい街だったよという声が聞こえて来る(涙)2023/10/13
ケイト
70
先日テレビで那須正幹(ズッコケ三人組の著者)さんの絵本が紹介されていた。ご自身も三歳で被爆され、被爆された人々の証言や資料を読み込み、絵・西村繁男さんと共に修学旅行生の事前学習の本として出版された。戦前から戦後の広島が精細に描かれている。核の成立ちから原子爆弾の開発、放射線の人的被害、惨状の数々の緻密な絵·····『この日を忘れないように』鎮魂の祈りと共に本を閉じた。2022/08/06
HIRO1970
55
⭐️⭐️⭐️図書館本。2016/08/16
たまきら
46
先に英語版を読みました。どちらの文章も簡潔でありながら的確で素晴らしいのですが、被爆後教え子を探し回った教師の歌「死者名簿 名前のあれば いまははや ほっと息づく 哀しさ忘れ」にはグッときました。自分も先生だから共感するのかもしれません…。図書館で取り寄せたのですが、最後のページに広島平和記念資料館観覧券(小人券30円)と記念スタンプが貼られていました。オリジナルデザインでもいいアイデアですし、寄贈本だとしても誰かの体験を再確認しているようで素敵でした。忘れてはいけない歴史です。素晴らしい一冊でした。2024/04/02
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- 和書
- 懐素 草書千字文




