出版社内容情報
植物は、たねを散らすことで移動し、その分布を広げます。綿毛を風にのせて飛ばすもの、さやの弾力で飛ばすもの。身近な雑草を例に、たねの散布の工夫を楽しく描きます。
<読んであげるなら>4才から
<自分で読むなら>小学低学年から
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Aya Murakami
79
図書館本。 ムラサキケマンとは結構しぶいチョイス!ウチの庭にも生えていますよ。きれいな花を咲かすので残しているのです。そして種をはじかせたこともありますよ。はじけるだけでなくアリに運ばせるというのも聞いたことがあります。 シロツメクサの種。枯れた花びらに包まれているのですね。今度調べてみよう。後、ダイソーのひとり園芸でシロツメクサの種売っていました。2024/04/29
yomineko@ヴィタリにゃん
55
道端に咲いている花、生えている草。種は風で飛んだり、昆虫が媒介したりして子孫が増える。あ!こんな所にお花が!というのが好き🌸🌸🌸2024/06/18
♪みどりpiyopiyo♪
50
みちばたに さいた はるの くさが…? ■楽しい楽しい自然観察絵本を読みました。道端に、空き地に、畑の中に、身近に生えてる春の草が、お花の後に実をつけます。小さい頃に、こんな素敵な絵本を持って、野山に遊びたかったなぁ。ちびちゃん達とくさを取って遊びたいなぁ♡ ■甲斐信枝さんの絵本は、植物の生態と私達の暮らしの関わりを、子供に媚びずに なのに楽しく教えてくれるから大好きです。最後のページが、ほんと絶妙☆ 今回も大満足の1冊でした ( ' ᵕ ' ) (1987年)(→続2020/06/14
booklight
39
甲斐信枝さん追悼。道端に咲く花が、やがて種をつけていく。種の分解図を見て、手に取ったことはあるのに、そこまでみていないことに気づく。白詰草の実の中に種があるとは知らなかった。種が飛んでいく様子は祝祭のようだし、手でさわって種をとばすのは楽しそう。甲斐さんらしい、草が主役の絵本でした。2023/12/31
千穂
30
見開きの紙面いっぱいにたねがとぶ様子は秀逸。甲斐信恵さんの丁寧な絵が良い。身近な植物に親しみがわきそうです。シロツメクサはこんな風に増えるんだね〜〜2018/05/21