出版社内容情報
お人形のマトリョーシカちゃんは、お客さんを家に招待することにします。「仲間も待っています」と、はり紙を出しておくと、お客さんの人形がやってきました。しかし、家に入るとマトリョーシカちゃんしかいないので、お客さんはうそをつかれたと怒ってしまいます。マトリョーシカちゃんはみんなを騙したのでしょうか?いいえ。あっと驚く趣向で、もてなすのです。ロシアの民俗人形が次々と登場する、うきうきとした楽しさがいっぱいの絵本です。
読んであげるなら
3才から
自分で読むなら
小学低学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
momogaga
48
【大人こそ絵本を】私的には、この絵本は加古さんの作品でNO.1です。絵とストーリが絶妙でした。途中で思わずアッと言ってしまいました。(笑)2016/11/03
たまきら
46
読み友さんの感想を読んで。かこさとしさんにこんなかわいいお話があったとは知りませんでした。ロシアのお名前がたくさん出てきます。昔むすめがクリスマスプレゼントにマトリョーシカをおねだりしたことがありました。すごく可愛かったんだけど、あの子はどこに行ったんだろう…。2024/01/20
ちえ
44
読み友さんの読んだ本より。 図書館にあるのは知っていたけれど読むのは初めて。お話は加古さんではないのね。ロシアの人形たちがかわいい。加古さんの絵は優しいなあ。子供のころ家にマトリョーシカ人形があったのを思い出した。今も実家にあったかな?2021/01/16
♪みどりpiyopiyo♪
30
「おにんぎょうの マトリョーシカちゃんは、まどから そとを みていました。」■かわいいかわいいお人形さんたちの とってもたのしいお話でした。これは ちいさい人がよろこぶなー♡ ■ロシア風なお名前の、洗練されたお人形さんたち、おとぎの国の素敵なおうち。そうしてそして クライマックスは、ほらほらマトリョーシカちゃんが☆ ■なるほど、ロシアの原作を、加古里子さんが絵本にしたのね。美しい幸せなお話でした (ღ′◡‵) (1984年)2017/06/01
毒兎真暗ミサ【副長】
29
寒い時には、マトリョーシカちゃん。いっぱいいっぱい着込んでる子もマトリョーシカちゃん。マトリョーシカちゃん、パーティーを開いたんだって。お友達が4人来た。大変!私は一人だわ!ダンス、どうしよう。スポーン!!私、マトリョーシカだったわ。忘れてた。いっぱいいっぱい着込んだ子も、マトリョーシカみたいに増えたらいいのに。きっと雪が降ったら、雪合戦ができるね。2023/12/05