出版社内容情報
池に落ちてカチンカチンに凍りついたねずくんをとらくんが温めようとしますが…。せっかちなねずくんとのんびり屋のとらくんの仲良しコンビが愉快な騒動を繰り広げます。
<読んであげるなら>4才から
<自分で読むなら>小学低学年から
著者等紹介
たるいしまこ[タルイシマコ]
垂石眞子。神奈川県茅ヶ崎市出身。多摩美術大学卒業後、キャラクターデザインの会社に勤務。社内の資料室に並んでいた外国の絵本の美しさに感銘を受ける。4年後に退社。出産、育児を通して再び絵本と出会う。以後ずっと子供の本を描きつづけ、今に至る。東京都在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たーちゃん
21
凍ってしまったねずくんを上手く溶かすことを思いついたとらくん。なかなか良いアイデアですね。息子は「氷に落ちちゃったよー!」と叫んでいました。2021/12/31
遠い日
12
せかせか(大阪、京都などでいうところの「いらち」)ねずくんとのんびりとらくんのコンビ、いい味出してます。積もった雪を早く早く楽しみたいねずくんを、待たせてのんびりとしたくするとらくん。物語がなかなか始まらないことに、読者もそのうちちょっといらいら。ねずくんのはりきりぶりで、なにかやらかすと思っていたら、大当たり!二人の違いが笑いも温かさも生む、楽しい楽しいお話。2015/06/20
こうちゃん
8
絵本だけど、絵本じゃないような本。さむーい朝。せっかくフル装備で出かけようとしたのに、とらくんったら、トイレに行きたくなって全部脱いでやりなおし。自分と同じだからか、メチャウケてました。このシリーズ、もっとあったらいいのにな。2014/12/17
ココユキ
3
もう暑くなろうという時期に読んだ、さむいさむいお話し。他愛ないお話しなのですが、絵のタッチが、筆の勢いのいいものだったので気持ちよく読めました。字も大きくて量も少ないので、読み聞かせするのではなく一人で読ませたほうが、絵も楽しめてよかったかな、と思います。たるいしさんの絵は、こういうライトなタッチのほうが可愛さが倍増する気がして好きです。2015/06/21
絵具巻
2
文京区立根津図書館で借りました。2017/03/28