出版社内容情報
ぶどう、なし、りんごなど、日常子どもたちが食べるくだものを、まるで実物かと思わせるほど鮮やかに描いた、いわば果物の画集。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
222
ひと粒ひと粒丁寧に描いた種。大きなスイカを抱えて涼しさに笑顔。小さくて艷やかなさくらんぼをいくつかそっと両手に包みこんで笑顔。ぶどう一房に優しさをいっぱい詰め込んで誰かに届けたい。ひとつひとつのことを大切にしていこう。太陽を浴びて鮮やかに色付いたくだものを見て、そんな感情が浮かんでくる、平山和子さんの不思議な絵の力。澄みきった色は本物よりもなぜか瑞々しく美味しそう。甘酸っぱい香り、ジューシーな食感、爽やかな甘み。旬のくだものを、さあどうぞ。本を開いて、あっ!みかんだねって笑顔。それが絵本の素晴らしさです。2023/07/15
らったった
125
栗が果物とは!!知りませんでした(^^;)2016/11/19
♪みどりpiyopiyo♪
107
すいか さあ どうぞ。… ■瑞々しい果物の絵本を読みました♪ すいか、もも、ぶどう、なし、…。甘い香りが漂ってきそうなほど ていねいに描かれた果物たち。この人の絵は本当にリアルで美味しそう♪ ■最後のバナナがいいね。もぐもぐごちそうさまでした ( ' ᵕ ' ) (1979年)2019/02/18
あすなろ
101
【育児】79年出版。くだものを剥いて食べられる。梨のところは、ばぁは。バナナのところは、お母さん。それぞれもう既に誰かと思い出が彼にはあるのだー、と読んでやって驚いた絵本。2017/09/10
gtn
86
うだるような夏の日、窓を開け、扇風機を回して、かぶりつくからこそスイカだと思う。四六時中エアコンを付けるようになってから、スイカの値打ちが下がった。2020/08/12