出版社内容情報
アリ、モグラ、セミやカブトムシの幼虫など、地面の下にはたくさんの動物がくらしています。目に見えない彼らの生活を、本書は原寸大断面手法で描きます。
<読んであげるなら>4才から
<自分で読むなら>小学低学年から
内容説明
地面の下にすむいきもの、約100種を収録。じっさいの大きさで巣のかたち、くらしを克明に描いた地下の巣ずかん。幼児からおとなまで。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Willie the Wildcat
29
日本から持参した一冊。毎度、図鑑とこの本を並べながら楽しむ。時間はかかるが会話も弾む!(笑)普段何気に見過ごしていた生き物の生態を振り返る。そして、毎回カワセミで立ち止まる・・・。鳥は木の上!って先入観のせいだろうなぁ。絵が実は前後で繋がっているのが、継続性の点で面白い。若干絵がリアルすぎるのが、難点と言えば難点かもしれないが・・・。(汗)2013/05/05
ヒラP@ehon.gohon
26
近くの公園にカワセミの巣があります。 夏になるとアブラゼミの幼虫が出てきた穴がいっぱい出来ます。 地上の側でしか見えていない舞台裏の地面の下で、こんなことになっているのだと知って、とても勉強になりました。 その他にも、想像していなかった生き物の活動がこんなにたくさんあることに驚きました。 写実的な絵に、最初は少し抵抗があったのですが、繰り返し見ていると、子どもたちと興味を共有できる気になりました。2020/05/26
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
21
第35回青少年読書感想文コンクール課題図書 低学年 読書会【テーマ 伝えていきたい子どもの本】 おすすめリスト (朝読書中学年)見ることのできない地面の下で生きる生きものを描いた絵本。ミミズのハチマキ(頭の方にある)は大人のしるし。2014/04/15
鈴
17
親子共々衝撃的だった。地上で生活することが当たり前な我々人間にとっては、地下に住むなんて暗くてじめじめして可哀想な気がしていたが、彼らは彼らなりに当たり前の生活。思った以上にいろんな虫や動物が暮らしているんだなぁ。弱肉強食の世界でもあり、虫が虫を食べることについて息子は「やだな~」2012/11/22
凸凹パレード
12
素晴らしい!!ワクワクが止まらない。カワセミの巣、驚きました。子どもはセミの冬虫夏草に。2015/06/15