内容説明
恐竜の時代から固いこうらで身を守ってきたカメ。そんな、カメのこうらの秘密に迫る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のぶのぶ
24
カメは、恐竜時代からいる生きもの。恐竜時代には、ゾウより大きなアルケロスというカメがいたことが化石からわかるそうです。びっくり。化石を見てみたい。こうらが二重になっていたり、体といったいになっていたり、軽量化のために骨のこうらには隙間があったり、形が流線形であったり、カメの構造から学ぶことが多い。身を守るこうらの仕組みにも、カメによって様々。この本は、面白い。2019/01/27
魚京童!
21
なんで恐竜時代にいたとげとげのこうらをもったカメが今はいないんだろうね?不思議だよね。戦う必要がないから、襲われないから、余分だからなくなったのかな?昔はそこまでしてまで食べなきゃいけないくらい切羽詰まってたんだよね。昔は恐竜の時代をかっこいいと思ってたけど、高い二酸化炭素濃度でシダ植物がはびこって、身体がどんどん大きくなったけど、寒冷化で、殺し合いが激しくなって、生きるために身体を守る感じになったんだよね。だって恐竜の時代だけで何億年とあるんだもんね。人間なんて1億年も生きてないから、いくらでも身体を変2024/11/10
喪中の雨巫女。
15
《図書館-通常》甲羅って、機能的だなあ。亀は、甲羅が、あったから、生き延びているのかも。2019/11/12
遠い日
11
甲羅の科学。亀の甲羅の作りなど、これまで考えたこともなかったし、単純に背中のあの固そうな部分が甲羅だと理解していたら、大違いでした。甲羅とはなんと合理的にできたものでしょう。目に見える背中の甲羅はウロコの甲羅というそうだ。その下に骨の甲羅が二重にあるなんて思いもよらないこと。亀も恐竜の仲間だったのに、生き残ることができたのはまさに甲羅のおかげ。いろいろな情報に、「へえ〜」の連発でした。2017/04/22
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
9
蔵書 【中学年向き】2018/01/18