出版社内容情報
世界中で愛されているアンデルセンの童話から、『親指姫』『皇帝の新しい服』『ナイチンゲール』など18編を収録。(S-25)
<読んであげるなら>---
<自分で読むなら>小学中学年から
内容説明
時代を超え、国境を越えて多くの人々に今でも愛され、読み継がれているアンデルセンの童話。本書には、表題作のほか「皇帝の新しい服」「ナイチンゲール」など一八編を収録。小学校中級以上。
著者等紹介
アンデルセン,ハンス・クリスチャン[アンデルセン,ハンスクリスチャン][Andersen,Hans Christian]
1805年に生まれた。デンマークの詩人、作家。靴職人の父の死後、愛情深い母親のもとに育つ。14歳で舞台俳優を目指すが、挫折。その後、戯曲や詩集が認められ、小説『即興詩人』で、作家の地位を得る。1875年没
大塚勇三[オオツカユウゾウ]
1921年、中国東北地方で生まれた。東京大学法学部卒業。主に外国児童文学の翻訳紹介や民話の再話を手がける
オルセン,イブ・スパング[オルセン,イブスパング][Olsen,Ib Spang]
1921年に生まれた。デンマーク王立美術大学で、グラフィックアートを学ぶ。挿絵や絵本、壁画、児童劇の制作など、幅広く多彩な活躍をする。1972年、国際アンデルセン賞画家賞受賞
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
爽
9
童話が最近気になっているので、手始めにアンデルセンの童話から。「一つのさやからとびだした五つのエンドウ豆」がいちばん好き。エンドウ豆が生長していくにつれ、寝たきりの子が元気になっていく様子がとても温かくて優しい。まるで太陽の光をいっぱいに浴びているような。アンデルセンの童話は不思議なことも多いけれど、残酷な話も多い。全てがハッピーエンドで終わらないのも魅力のひとつなのかな。2012/07/09
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
8
アンデルセン童話の本を探していてシリーズでこちらを見つけました。子どもたちには読みにくいかな? 『 親指姫 / エンドウ豆の上に寝たお姫さま / 火打ち箱 / ヒナギク / ナイチンゲール / 一つのさやからとびだした五つのエンドウ豆 / 皇帝の新しい服 / あるお母さんの物語 / 妖精の丘 / ブタ飼い王子 / 古い家 / 恋人たち / モミの木 / 雪だるま / 青銅のイノシシ / パンをふんだ娘 / 天使 / 野の白鳥 』2024/05/05
みやび
5
子供の頃に童話や昔話をたくさん読んだ。わかりやすいのはイソップだったと思うけど、アンデルセンやグリムは理不尽で残酷なのになぜか惹かれた。教育テレビの影絵で見た「パンを踏んだ娘」の恐ろしさは、幼心に「嫌なヤツはこうなる!」と焼き付いたが、本で読んだら君気味の悪い続きがあった…。この本は児童書ですが挿し絵が記憶のイメージと合っていて素晴らしかったので全巻読もうと思う。2019/02/24
たま
1
「モミの木」「雪だるま」「青銅のイノシシ」の三連荘でう、うわぁ…になった。暗いよ〜2023/05/20
kotaro
1
★★★★★★★★☆☆2021/08/28