福音館文庫<br> シモンとクリスマスねこ―クリスマスまでの24のおはなし

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福音館文庫
シモンとクリスマスねこ―クリスマスまでの24のおはなし

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  • サイズ B6判/ページ数 179p/高さ 17cm
  • 商品コード 9784834006629
  • NDC分類 K943
  • Cコード C8297

出版社内容情報

幼いシモンのためにパパとママが1日1話語る、心温まるクリスマスの24のお話集。(S-24)

<読んであげるなら>---
<自分で読むなら>小学中学年から

内容説明

12月になって、クリスマスがくるまであと24日。ねこのフローラのしっぽは、縞の数がちょうど24です。主人公の男の子、シモンは毎日一つおやすみの話をしてもらって、絵に描いてもらったねこのしっぽの縞に一つ色をぬっていきます。全部ぬりおえたら、クリスマスがくるのです!小学校中級以上。

著者等紹介

シントラー,レギーネ[シントラー,レギーネ][Schindler,Regine]
ドイツに生まれ、スイスのチューリッヒで育った。大学でドイツ文学と歴史をまなび、自分の五人の子どもたちのために創作活動を始めて、児童文学者として知られるようになった。現在、大学で実践神学の講師をつとめ、雑誌の編集者としても活躍。祈りの本、絵本、童話など多数の著書があり、多くの児童文学賞を受賞している

ユッカー,ジータ[ユッカー,ジータ][Jucker,Sita]
スイスで生まれた。パリやジュネーブの美術学校で、グラフィック・アートと挿絵の勉強をした。若い読者向けの本や教科書、絵本の絵を描くほか、本の表紙絵も多く手がけている

下田尾治郎[シモタオジロウ]
群馬県に生まれた。国際基督教大学教養学部、慶応義塾大学文学部研究科修士課程をへて、東京神学大学に進み、日本基督教団の牧師となる。現在、家族とともにスコットランドに住んでいる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くみ

21
シモン少年が両親から毎日一つずつお話を聞かせてもらいます。クリスマスが待ち遠しいシモンくん。猫のフローラの尻尾の柄を24まで数えたらクリスマス!と張り切ります。このフローラが寂しがりでみんなに好かれたいから家出したり改名しようとするのが危うい。悪い人につけこまれるんじゃないかとヒヤヒヤしました。シモン君も幻想的なお話を聞くだではなく現実、不法入国の子供達の押し売りにお小遣いを全部あげてしまうなどのほろ苦さも。欧米の人にとってクリスマスってかけがえのないものなんだなと思いました。2018/12/23

スイ

14
12月に入ってクリスマスが待ち切れない男の子と、24のお話。 父や母から聞く少しファンタジックな話もあれば、男の子自身が体験する話もあって幅が広い。 家族にプレゼントをあげたい犬の話と、冬の星の話が特に好きでした。2020/12/15

おはなし会 芽ぶっく 

11
6年生 ブックトーク授業(夏休みのお勧め本) 国語で『川とノリオ』 https://bookmeter.com/books/107504 の学習があったので、いぬいとみこさんの紹介は朝読書でし、ブックトークは文学作品の絵本版と、長めの児童書を紹介、作者の説明もしています。アドベントカレンダーを知っている子がいました。『 クリスマスまで、にーじゅうよん / ぶたの貯金箱 / トランクをもったねこ / バルバラの枝 / 聖ニコラウスの歌 / 魔法のクルミ / 冬のひまわり / 小さな白い犬の話 →2021/07/14

ぱせり

7
待ち遠しい日だからこそ、ゆっくり待つことを楽しみたい。待つことが何よりのクリスマスの準備のような気がします。毎日お話をひとつ読む(聞く)ごとに、静かにクリスマスの意味を考えるのもいいですね。2010/12/20

千尋

6
12月になりクリスマスまであと24日*クリスマスが楽しみで待ちきれないシモンのためにお父さんとお母さんは毎日1つクリスマスに関するおはなしをします*心が温かくなるクリスマス・ストーリー*個人的に『クリスマスのお月さま』というおはなしがとても気に入りました*2011/12/19

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